他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

聞くも涙語るも涙、書く分にはそうでもない

朝が……。もう。重いね。すげえ重い。豚骨ラーメンに豚の背脂を丼5杯分ぶっかけたくらい重い。意識が錘にくくりつけられたまま、ずーっと浮いてこんのよね。ヘヴィネス。頑張って、どうにかこうにかしようとウナギみたいにうねうね身を捩ろうとして自縛してる。冥府の匂いがしそうな、気がする、掛け布団のシーツでも洗うか。明日は出るの遅いし。今日みたいにね、パーっと晴れてくれるとちょっと嬉しいよね。しっとり乾いたシーツって、正直背筋がぞっとするから。背脂を、どっとね。盛ったような朝よ。眠いとかじゃなくて。何だ。昏かな。意識が泥濘のぬか漬けよ。朝ご飯としては箸が進まないな、と。日光でお茶漬けにしてカーッと掻っ込めるといいのかな。あんまり漬物好きじゃないんだけどな。えへへ。晩御飯で食べた鶏肉を食べて、もうこれは何回思ったか分からないけど、それなりの値段の鶏肉って、どうして噛み締めるとゴミみたいな匂いがするんだろうなって思うの。もうね、うわーって。末期の紙粘土みたいな。あ〜も〜安い鶏肉ったら〜ってなるような、すげえ匂いがする。ブラジル産がいけないのか? ブロイラーが? 何が鶏肉の正解なんだ? 俺の手が届く鶏肉は大体臭いからな……。お金持ちになりたいとは思わないが、まともな鶏肉は食いたい。豚肉牛肉はそこまでスメルに辟易して眉毛八の字フェイスにならないのに、ニワトリ、お前は一体? 通りがかった楽器屋のショーケースに、前は緑のサンバースト5弦ベースがかかってて、緑色すごい好きだしかっけえなとキラキラした瞳を胸中ぐるぐる回しながら心ときめかせてたのだけど、今日見たら紫色の深いサンバーストの新しいのがかかってて、あまりのかっこよさに2秒くらい立ち止まった。あーすげえって。かっけえなって。ピカピカのイカしたお芋パープルやばいなと。喩えがかっこよくない? 紫は芋だよ。あれも妖艶でね。あれが妖艶かと思ったね。緑とは違う濡れ方しますね。電車の電光広告で、「明日が、変わる。」とかいう熟れに熟れ切って投身死体と同じくらいぐちょぐちょになったコピーが見えて、3円くらいの感情しか抱けずにはぁーと重い息を漏らそうかと思ったら、画面上下に細く敷いてある色帯になんか注意書きがあるのよ。そこまで註記するような内容ないじゃろおぉんと思って見たら、明日に*が振ってあって、「*気分のこと。」だって。はぁ〜〜〜? 気分が変わる=明日が変わるなんだなって知らなかったよね。俺の知らない等式ってまだまだいっぱいあるんだなって。明日って本文に書いた意味、なんなの? 分かるんだけど。じゃあ別の考えれば? とか思うじゃん。思わんのか。寒いな。