他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

silent crime

キツネ色の揚げ物ほどではないがそこそこの晴れ方をしている空を見て、これは溜まった洗濯物を一気にしばくいい機会だなと思った。室内干しでしょぼくれたハンガーたちを意気揚々と虚空の下へと投げ出した。今日ね。何したっけね。春にあったカジャラの公演DVD、もう発売されたかそろそろ発売されるかじゃなかったか。Amazonからいつかにメールで連絡が来ていて、それっきりすっかり忘れていた。相当程度の事をすっかりあっさり忘れる。最近はto doリスト的なものを頭の中で掲げる事すらしていないので、て言うかその話、あれだ、致命的なやつを思い出した。クリティカルでリーサルでエマージェンシーなやつじゃねえか。急いで書類を引っ張り出したら今週の金曜日が締め切りだった。危ねえ〜。めちゃくちゃ危ねえ〜。しかも持って行く前に別の場所で云々が必要な手順踏むめんどくさいタイプのやつだ。月曜日に気が付いてよかった。意識野に上さないすげえどうでもいいやつゾーンへ無造作に突っ込んでいたため、今の今まで完全にパーフェクト忘却かましていた。セーフ。それと同時に、買ってきたままレンジの上に放置しっぱなしの柿の事も思い出す。さっき晩御飯を調理中に軽く触ってみると、ちょっと眉をしかめるタイプのぷにぷに感が返ってきたので、明日の朝飯を食った後のデザートついでに切って冷蔵庫に入れてしまおう。柿を4等分か8等分して、キンキンに冷えたヨーグルトと一緒に食べると美味い。柿は柿そのままで食べる事が多いが、日本料亭みたいなきちんとしたところに行くと、季節の柿料理、あるいは柿デザートみたいなものが供されるのかしら。柿。ゼリーくらいしか思いつかない。想像の余白と地面からジャンプする脚力、その辺よ。牛乳を切らしていたのでスーパーに買いに行く。家の近くの建物から、なぜどういう原理で何がどうなってそうなったのかは知らないが、どこからか水蒸気が猛烈に排出されて路面がびっちょびちょになっており、そこを通過する時に顔面に水分がへばりつくのを感じた。もしあれがブラッディマンデイ的なあれだったら、明日あたり私はものすごい事になって布団の中で死んでいると思うので、そのつもりで寝る。帰りもびちゃびちゃになった。チーズを買おうかと思ったが、確かにチーズのもたらす満足感は他に比するものが少なく難しいけれど、使う量と内容量が明らかに釣り合っていなかったのでやめた。カビるし。ホテイの焼き鳥コラボパンがあったので食ったが、焼き鳥一欠片の周りにダムがごとくパン生地が盛り上げられただけの虚無だった。