他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ガードレール大三元

氷結という酒がある。チューハイだったかなんだったか忘れたが、「ヒョーケツ」「氷結」という響きと字面だけは確かに覚えている。身体が凍りついて行動を制限されるデバフ。朝起きるたびに、部屋が氷結を展開するフィールドになっていると思う。キンッと静まり返っていて、とは言ってもゴミ収集車やチャリ、バイクの駆動音で多少たゆたいがある場合もあるけれど、部屋の中の空気がただ一筋に紙縒り合わされたような緊張感が一条に張っている。布団の中は堕落と安寧の暖かさがグラタンかポットパイのようにとろとろしていて、わざわざそんなところまで出掛けていかなくてもいい気がしてくる。モンハンをやっている時にはホットドリンクを飲めばよかったが、現実であそこまで即効性のある飲み物を摂取したらほぼ間違いなくぶっ倒れるだろう。ロシア人くらいなら平気の平左で飲み干せるかもしれないけれども。わざわざ狩りに行って、集めなければいけない素材もあるわけではないし、最低明度でつけた照明の下でふらふらと意識が迷子になったままぽけっとしている。やっと天気が落ち着いたかと思ったら、今日も変な時間にぱらついたらしく、屋根からぽたぽたと水滴が垂れ続けているのを観察する事になった。天候が不安定だ。昨日あたり、近所で路面がびしょびしょに濡れそぼちそこだけ雨雲に恨まれているのではなかろうかと疑ってしまうような局所的スポットを見つけたが、今日も変わらずびっちょびちょだった。エアコンの室外機でも壊れているんじゃなかろうか。ともかく、私の家への貴重な通り道の一つなので、住民が気づいてくれていればいいのだけど。びっくりするぐらい濡れている。私の家で思い出したが、まだ今月の家賃を払っていない。ゆうちょ口座の入金を整理して、整理するまでもないか、その辺を色々明日やってしまうか。締め切りがやゔぁい書類も一度銀行に持っていかなければいけないし、夕方頃気が付いたが遠い方の図書館で借りてきた本の期限が昨日で過ぎていた。次に行けるのは土曜日くらいなので、それまで延滞食らって待ったなしになる。ボケボケし過ぎである。柿を朝捌くのも忘れていた。そろそろ外見でも中身が察せるほど熟してきている。数日前、電子レンジがうんともすんとも、ダイヤルがゼロに合わさった時の「ちーん! ちーん!」しか音を発しなくなったので、あわやお別れかと思い、最後に一発物は試しと拳骨で何発かぶん殴ったら元通りになった。テレビかよ。そういえば『ゴーゴー幽霊船』のMVに出てくるあのテレビに似ている。