他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

チタニウムホワイトの天井

昨日はちょーっと忙しかったし、アクティブ時間も長かったので、今日はゆっくりのんべんだらりと寝た。夜気で冷感を纏わないよう、早めにシーツを取り込んでおいたので、風呂に入ってからいそいそと装着し久方ぶりの洗いたてシーツの感触と匂いを楽しんだ。少しだけ温もりの匂いが残っていた。垢とか脂とかの、ゆるく軋むような感覚もない。いちいち文字に起こすと背筋と股間の裏がちょっとぞわぞわするが、生きているときちゃないものも事も発生するので仕方がない。枕のフレッシュなもぎたて感はやはり気持ちがいい。それがホテルや旅館の、ボリューム感に溢れた二郎系枕ではなく、使い込んだ安物のへんなりしたやつならばなおさらである。あまりデカくて自己主張反発係数強めの枕は好みではない。膝枕は、おそらく中に骨が通っているゆえ好きではないだろうから、頭を乗せさせてもらうなら、そうね、お腹とかがいいかね。ともかく、気持ちよくぐっすり長時間睡眠を取った。3日くらいまともに起きていたから、脳味噌がアイドリング運転のまま走り出すでも停止するでもない、びくびくと震えながら白煙を垂れ流すだけの状態を経験すると、産まれたての子鹿のように、うおーこれではダメだいかんくなってしまうという抵抗意志がぷるぷるしてスタンダップできないまま一日中半スクワットのままで推移していた。薬にも毒にもなるものはたくさんいっぱい掃いて捨てるほどあるが、睡眠もその一つである。やらなならん事がいよいよ眼前で存在感を増しに増してぐいぐいと存在感を主張してきてくれれば私としてはそれ以上に喜ばしい事はないのだけれど、いかんせん感受する側たる私のアンテナが鈍くてよそを向いてくるっぽーしているため、どうにも現実感を持ってそのプレゼンスを正面切って受け止め切る事ができず、隣の家が解体工事をするらしいけれど、こっちには被害があるのかしらん程度ののほほん具合でしか窃視できない。時代に照らすと、俺のレシーバーはブラウン管テレビくらいで止まっているかもしれない。ブラウン管のブラウンが色なのか発案者の人名なのか、それとも何かしらの何かなのか、知らない。レンジで野菜に火を通しながら(油が期限切れでヤバいため応急処置、ただし油を引いて炒めるよりもだいぶさっぱりと仕上がるため、当たり前だが、最近は気に入っている手法ではある)、IH2口を起動して麺茹での湯を沸かしつつホルモンを炒めていたらブレーカーが落ちた。夜にブレーカーが落ちると途端に全てを制限されるので困る。