他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

宇宙船の型式を教えて

普通に、そこそこ、まあまあな感じで目覚めた。起きた時に人の気配がないというのは、ちょっとびっくりするというか身構えるというか。なんかのゴミの日だったはずだが、空気のひんやりした手に撫でられて身体がrecoileしてしまい、もう今日はいいや……と放念する事にした。天気がいいもののめんどくさいので洗濯機を回さなかったが、幸いな事に途中から天気が崩れて結果的に干さなくてもよかった。流石にそれを出さないとダメだよという書類を提出するために家を出て、そういえばそもそもあそこらへんのどこに提出するんだっけという根本的なところを知らなかったので、鞄に入れたクリアファイルを見ようと……。クリアファイル? あれ? クリ、あれ? ク、クリアファイルーーーっ! 家を出る時にテンパった別の問題のせいで、クリアファイルを取り出したまま布団の上に放り出しっぱなしにしていたのだった。道半ばで引き返す事を強制され、その半路だけでしなしなと疲れた。提出自体は別段これといった問題はなし。今日はほぼ休みみたいなものだった。コミケの新刊をさっぱり買っていなかったし、しばらく足を運んでいなかった事もあり、秋葉原に行った。あの街の、いつでもどこか浮き足立っているような空気感が好きである。ムーランの店頭に、さっぱり知らないAV女優のポスターが貼ってあるところとか、ケンタッキーの近くとか。魂が何かを感じるスポットがいくつかあり、近くを通るたびに「なんかイイ感じ」が心中に浸み出す。とらのあなの成人向けフロアに足を踏み入れるのは最早何にも感じない、オラワクワクすっぞの意気でずんどこステップインできるのに、アパレルの店なんかに入ろうとするとドキドキして恥ずかしくなるのはなぜだろう。慣れか。メロンブックスにもハシゴして、しこたまエロ本を買った。やっぱり、こう、エロ本を読んでいる時だけ、形ある生命体としてこの世に存在できている心地を味わう事ができる。漫画として読んでるんだけどなかなか伝わらんよねこれは。探していたものはいくつか忘れたり売り切れたりしていたが、まあそれもまた運命っちゅーことで。帰り道、御茶ノ水あたりにあるカレー屋でそこそこ辛いカレーを食ったのだが、2階席に上がってくる階段を目の前にするテーブルに座っていると、多少見知った顔の人が突然上がってきたので「えっ」「あっ」という無言の閃きが宙に浮くのを感じた。目礼程度しかしなかったが。赤の他人を0、家族を10とした時、2か3に点を打たなければいけないくらい何とも言えない関係性の人だったので実に微妙だった。明日も雨なのか。