他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

粘性のあるたまり醤油

沖縄黒糖飴は美味い。全然さっぱりしていないベタベタした甘さが最初から最後までブレずに続くし、かと言って甘すぎるわけでもなく、焦げたような苦さがどことなく保証されているのもいい。飴とガムは、理由がないがつっぱねたくなるので好きではないのだが、沖縄黒糖飴とカンロ飴だけはあれば食べる。おばあちゃん家の戸棚みたいな。舐め終わった後にビリビリ痺れるような感覚が残るのが飴の好かんところだが、このふたつだけは半目になって許せる。甘さのレイヤーが厚いからかもしれない。黒糖飴は……。なんというか……。舐めながら書いてみたが、文句を言うところがないので全て許そう。美味しい。ただ、相変わらず作業中は作業それ以外を頭の中で抱える余裕がないので、できるだけそれ以外の雑情報を入れたくない。お茶、水の水分補給が辛うじてくらいか。頭ちっちゃいからな。ポメラが文字入力だけに特化してオンライン機能をちょん切っているのは賢明も賢明である。文字を打つしかできないから。ユーザー辞書でふざけるくらいしか遊戯がないのなら、じゃあ文字をタイプ、します、かぁ……という気にもなる。多分。軟性の機嫌が、目標からうねうね逸れないように手を添えて軌道修正し続けるのがしんどくなると、全て投げ出して知能ゼロの状態で惚ける事になり、その間の生産性は極めて低下するので、なんとか強い羊羹になりたいところである。台所のあんまり開けない方の戸棚に置いていた玉ねぎの袋が、ちょっとヤバそうな匂いを出していた。ヤバそうな匂いがしたという事はそういう事で、点で負荷がかかっていたひとつがぐじゅぐじゅのでろでろのとろとろと化しており、ついでにそいつは発芽していて、飴色に怪しく光り、気持ち悪い汁を滴らせていた。あれを投げつければ、大概の不審者は退散しそうな気がする。そも、腐った玉ねぎというマテリアルが人を遠ざけるものなのだから、それもそうか。他の3つはまだ大丈夫か見ていない、次の玉ねぎストックを開ける順番ではなかったので、から、もしかしたら瘴気に当てられてよろしくなくなるかもしれない。腐ったみかんは腐ったみかんを呼ぶが、腐った玉ねぎは腐った玉ねぎを呼ぶのだろうか。あいつの匂いは甘いくせに、もたらす事態は不穏で甚大だから堪ったものではない。今は冬だからまだしも、夏にあれをやると、厳重に封をして遺棄するのでなければあんな虫やこんな虫がそんな事になって地獄絵図を招来する。よって、玉ねぎは平滑なところに保存されたし。