他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ジョークグッズジョーク

天気を見て、嘘だろと思った。昨日までの濡れ鼠は何だったんだと。空が抜けていた。いや、空はもともと抜けていて、からんからんなのだけれど。雲がない、太陽がずいずいと顔を出して元気にしていた。昨日まで片鱗、いやフケのひとかけらさえも見せなかったくせに。洗濯物を干すには絶好の、絶後な日だと思ったが、残念ながら洗濯物を干す日ではなかった。後ろめたい気持ちを引きずって家を出るなんてとても珍しいと思った。寝る前にハンドクリームをぺたぺた塗って、手袋をして寝る習慣が身について一ヶ月経ったような経ってないような、正直現在のハンドクリームを買ったのがいつか、完全に忘れたので習慣になったのかはさっぱり分からんちんだが、手の調子はとてもいい。洗剤をいっぱい使うような日があれば夜中に痒くなって涙目になる事はあるが、概して絶好調である。逆剥けほどの逸脱さえ起こらないのは、なかなかどうしてハンドクリームお前は大したやつだなとの感がある。atrixとかいうやつだ。パッと見は目ん玉が一歩踏み出して身を乗り出そうかなと考え出すほどの値段をしているが、ちょっと手に取ったら全体にふんだんに伸びるので、見た目以上の働きを存分にしてくれる。ローションのアストログライドみたいなものだと思えばいい。アストログライド、すごくいいローションだと思うのだけど、周りの人は知らない。まあ、そうだろうな。私自身もなぜゆえ知るに至ったのか、候補を2つまで絞れてもどちらだったかは思い出せない。知識の出所出典がきちんと紐付けられている人と出会うたびに、ほえー、すげー、の感に押し流される。とにかく、寝る前に薬用(これが大事、medicatedの表示がないクリームは潤いを保つもの、つまり潤いがない事を嘆いている者を救ってくれるものではない)ハンドクリームを塗って手袋を上に被せた結果、手袋がクリームを吸って黄色くなりがちである。たまに、すげえ気持ち悪いなという色になる事があるので、こまめに洗濯機に放り込んでいる。使用頻度に応じて洗濯必要回数は正比例するという、当たり前の事実を実感した。今日はあったかかったが、それでも日が落ちると窓が寒気をおいでおいでいい子いい子お〜よく来れたでちゅね偉いねぇ〜するので寒いは寒い。膝掛けをすると寒く、暖房をつけると暑い。微妙だ。新しい事をしようと手を伸ばすとドッキドッキしてトイレに行きたくなって熱量が爆発しそうになる。不快だ。でも、これを忘れたらそれはまた一つのお仕舞い、なんだろうな。