他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

jokey機関車

頭が麻痺している。鈍麻と言ってもいい。やる気とかそういうものではなく、生体としての積極性がどこかに行っている。いつもの事と言えば、いつもの事ではある。月が変わって、カードの支払い通知や使用通知が一番多いタイミングなのではあるが、一体どのカードがどの料金に紐付けされているのか、ほぼ覚えていない。いや、カードは大体一元化されているので分からない事はないのだが、それに紐付けられているあれこれが全く分からない。月初に落ちる料金は、一つだけ覚えている。光熱費やインターネット代は、いつ落ちているのか分からない。そもそも、レギュラーに落ちるように設定した料金の数が。4月は、色々あった影響で色々なかったので、銀行がある方向に行く機会がさっぱりなく、その結果家賃の払い込みを忘れていた。なので、昨日こっそり2ヶ月分払ってきた。1ヶ月分でもごっそり減るな、とは思うが、それがダブルともなると、少し身構えてしまう。金の話は難しい。欲の話をする上でも。5月だ。少し前に5月になった。ページをめくるどころか、本を丸々取っ替えてしまったかのように、気候がガラリと変わった。地続きではない。地割れをジャンプしている。ドイツ語で、気候はdas Klimaである。忘れないように。覚えたばかりの知識は、ひけらかす事で覚える事もあるし、それでも忘れる事もある。それは相手のリアクションが楔になったり、ひからかすという行為に感じる羞恥、後悔などだったりするのだが。4月は、末日まで寒いと思う日さえあった。なのに、突然暑くなった。暖かくなった、ではなく、暑くなった。寝る時に掛け布団をかぶると暑いし、昨日の夜は換気のために網戸を走らせて窓を開けっ放しにしたまま寝ていたのに朝気が付いたのだが、全く寒くなかった。むしろちょうどよかったのではなかろうか。随分と様変わりを急いだものである。私は、部屋の隅で吹き溜まった頭髪と埃のコンプレックスのように淀んでいるが……。掃除機をかけたいが、掃除機をかけるアクションに到るまでのバイタリティが湧いてこない。ヴァイタリティ。バ? ヴァ? まあいいか。甘美な響き! 嘘である。しかし、胸裡から欠け落ちて久しい要素である事には違いない。おつとめ品で買ってきたランチパックに、春のパン祭りのポイントシールが貼ってある。剥がしたい。取っておいても、春のパン祭りには参画しない。そんなにポイントが溜まるほどパンが好きではない。付加価値を無駄にしている気分にさせられるのは、なんだか納得いかない。