他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

掃除機を振り回す獣

起きた時か、起きる少し前か、覚醒に浮かんでスマホの時計を呼び出したら目覚ましの30分前だったので再潜水した時か忘れたが、朝方にまた雨が降っていたような気がする。あるいは、やたらめったら寝付けずにイライラしていた深夜と薄明の間か。何も干していなかったし、何も実害がなかったから構わないけれど。心波立つ訳ではないが、うっすらと引っかかる不和がある。雨の何が嫌いなのだろう。午前中の事は、もうほとんど靄をかぶって思い出しづらいし思い出そうとも思えない。どうでもいい事のシークエンスバーがどんどん現在に近付いていて、その目盛が現在を追い越して先へ先へと走って行った場合、その時が精神的な重度の終わりなのだろうと恐ろしく思いたいが思えない。無い袖は振れない。涼しくはなるが、無さに気付かされてどんどん袖がマイナスの領域にめり込んでいくだけである。昼飯は、この前どん兵衛(赤)を食べて、あとひとつ残っていたが、リフレインも芸がないと思い、日清カップヌードルシーフードにした。昼飯を食ったのは、なぜだろう、ストレスでも溜まっていたのだろうか。昼飯を食うという行為で、もうすでに摩滅する気がする。日清のカップヌードルは、シーフードが一番好きだ。どれも美味い。赤いのと、黄色いのはカレーだったか、期間限定でチーズカレーもあってあれは一等うまかったが、青いシーフードが一番好きだ。チーズカレーは、信条を破って汁を全部飲み干したいくらいうまかったが。シーフード。あのぺらっぺらな、どうやったらそこまで直径が小さくなるのかと思うような、タコっぽいくにくにした肉塊が好きだ。シーフードなのでタコだと思う。ナマコではないだろう。ナマコが入っているカップ麺というのも、パンチがあっていいと思うが。でも、普通の赤を筆頭に入っている謎肉(公式にマテリアルが詳らかになっているのでここに至っては全く謎でもなんでもないのだが)もうまい。あれはそもそも肉なんだっけ? ヌードル系フードの重要ないちファクターであるところの、肉要素を満たした気にしてくるのであれはすごい。このシリーズ特有の、細くて儚いちゃちな麺も、これこれ! という一種の高揚があるので好ましい。海外への長距離フライトだと、機内食の時間以外に、頼めばカップ麺を持ってきてもらえるのだが、どうにも一歩が出ず頼めた事がない。朝飯にダブルソフトを焼いて食っているが、どうにもこいつは美味い。何がダブルなのか気になるけれど。