他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

えぽむにゅ

唐辛子と大蒜の油漬け、香りがものすごくオイリーで、中に入っている香辛料の匂いもほどよく移ってかなりお気に入りの調味料なのだけど。辛い。すげえ辛い。うっかり喉奥につんと当たると、思わず咳き込んで涙目になるくらいに辛い。しかも、ただ摂食時に辛いだけではなくて、翌日朝まで付き合いを強要される。トイレで座って力んでいる時、身体下部の粘膜のひりつきを感じて毎度毎度じわじわとゲージが削られていくのを感じる。つまり、要するに。辛味成分が身体の中では処理しきれないくらいにアレなのだ。美味いのに。調味料としてはものすごく美味いのに、後に傷が残る。禍根が残る。常に飲める水分がないと不安なので、いつもお茶を沸かしていたが、沸かすと、やかんから直接コップに注いで、お茶入れ(お茶を入れておく長い、プラスチックの容器。お茶を入れる用途が第一なのでお茶入れと名指ししてみたが、あれにはきちんとした名前とか、代表的な商品名とかがあるんだっけ?)に移すのがめんどくさく、ついでに洗い物が一つ増えるので長らく放置してしまう事頻りだった。逆に言えば、こんな事でもなければ、腐った水には、白い膜がちぎれたような、怨念の残滓みたいなものが浮くという事実を知らないままだっただろう。知らなくていい事実であるのはまた事実なのだが。変な匂いは取り立ててしないが、見るからに分かりやすくとろりとしていて、白っぽくぶよぶよしていて、水という物体も腐るのだなと知った。精神的にも衛生的にもめんどくさいので、あきらめてお茶パックをお茶入れに投げ込んで、水道水で水出しすることにした。水という漢字が……おお……。水出しだと、やかんでぐらぐら煮え繰り返させるのに比べて、焦げたような匂いというか、おそらく香ばしさに分類されるあたりの匂いがかなり弱くなる。その代わり、苦さが多少前面に出てきて、甘みも感じられるような感じられないような。洗い物が少ないし、少なくとも腐る事はないしで、これからずんずん暑くなると考えると、水出しの方が多分楽チン。最高ではないが良い。これからの季節、湯で淹れたお茶を飲んだら汗がずんどこ出てくるので、風呂入った後なんかとても飲んではいけない。飲むけど。払わなければいけない料金やら何やらがあったので、仕方なく外に出た。日中も暑くなってしまった。あちい。身じろぎするだけで汗が出てきそうな気がする。コンビニとかにあるナイロンのシート、いつなくなるんだろう。