他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ジャイロ膝関節

すぐ前まで考えていた事があったが、書くとややこしい事になるのでやめた。ややこしい、というか。基礎部分、根っこの部分から違うと、相互理解もクソもない。そもそもと言い始める事でさえ立ち入れない個々のそもそもの部分が、云々かんぬんみたいな事を考えていた。いつも考えるだけで、それをどうするのかは思い及ばない。難しい事は、難しいからこそ、難しいですねとコメントされて宙ぶらりんになる事が多いのだろう。結局、昨日の夜は、路地をちょっと入ったところにある中華料理屋に行った。ずっと、綺麗ではないわなあと思っていた店で、行こうかなと思いながらも結局行っていなかった。行く気になったのなら、その時に行かなければ私は行かない。ゆえに行った。店内はサラリーマン2人と店主だけ。ホールスタッフとか、他の人員はいないらしい。もともと家族経営なのか、コロナで人が来ないので暇を出しているのか。麻婆豆腐と、高菜チャーハンを頼んだ。ドリンクはいいです、と言うと、水ではなくて何かの茶のピッチャーが来た。この前豚足を食った店で飲んだ茶と色が似ている。多分ジャスミン茶だと思うが、全く違う茶かもしれない。麻婆豆腐は土鍋に入っていた。すげえ熱い。すげえ辛いわけではない。熱い。舌に麻婆豆腐経験値が大して蓄積されていないので、美味いかどうか相対評価は分からないが、まあまあだった。ライスがあるのか聞こうと思ったのだが、チャーハンがあったのでそっちにしたのだった。高菜チャーハンはかなり美味かった。しょっぱかったからかもしれない。塩っけの中にも、ちょっとしか入っていないはずなのに肉の旨味があって、あれはよかった。他にもチャーハンがあって、特にレタスチャーハンは気になった。レタスチャーハンは、不思議と、どこで食っても美味い。レタスがそうするのか、レタスチャーハンというものが自然とそうなってしまうのか。2品届いてから、葱油餅、確かこんな字面だった、みたいなやつがあったので、それも注文した。ジャンツォンジャン的なものかと期待した。高菜チャーハンが美味い。横のサラリーマンが、職場の同僚についてアレな話とかソレな話とかしている。実在する人間の下世話な話を聞くと、しかし、この世の中でも人は生きているのだなと思う。下世話なのは変わらないが。葱油餅が来た。想像と、そもそも角度では表せない違い方だった。春巻の生地にネギを散らしてミルフィーユ状にしたものを、油で揚げたっぽい、もちもちした何かだった。添えられていた調味料に、意図せず胸が揺さぶられた。イギリスで生活していた時に口にした覚えのある、スイートチリソース。あれによく似た、もしかしたらそれそのものかもしれないあのピンクっぽい赤が小皿に入っていた。うわぁお。会計は2000円弱だった。明らかに食べ過ぎた。中華は一品が1.3人前くらいあるので、誰かと来ないとボリュームを持て余す。一緒に行く人がいないからこうしているわけだが。