他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

包装紙ひっつかんで破る派

どうにも元気が振るわなくて、ゴミを捨て損ねたりした。全然意識していなかったが、やはり工事の音がないだけで随分と主観的環境評価は向上する。今日、やっと日記を書く瞬間に覚えていたので書けるが、4月か5月か、もしかしたらもう少し前に買った、チャーハンに入れる用の焼豚、の瓶詰めを買っていた。ちっちゃく細切れになっていて(同語反復だな)、焼豚らしい焼豚を用意するのってめんどくさいし割高なので、存外いいかもしれんと考えて買ったものだったのだが、流し下に収納したっきり、米を食べなくなったのもあって忘れ去ってしまい、ついこの前まで放りっぱなしになっていたのだった。蓋にあるどっちかの期限は8月3日、とうの昔に過ぎ去っていた。瓶詰めがなぜ瓶詰めなのかというと、保存性を向上させるためだろ、大丈夫大丈夫とこじつけて、油で炒めてパンのおともにしてみた。舌がもげた。時間が経った事でダメになっていたわけではない。普通の味だったし、白いふわふわや正体不明のねばねばが湧いているわけでもなかった。ただ、ひたすらにしょっぱかった。舌がウルトラCの3回転半ひねりを披露してマットに着地するくらいに。料理下手なヒロインが塩と砂糖を取り違えて入れた時の料理とはきっとこんな味がするのだろうというくらいに、塩分の加減が振り切れていた。こんなもん食ったら病気になると思った。数ヶ月戸棚に放置された事で水分が飛び、結果的に塩分が凝縮されたのやもしれなかったが、それにしてもひどい。姑に食わせたら、私を殺そうとしているのかしらと嫌味を言われる事必至だ。二郎系のカラメに肩を並べられるのではないか。アウト・オブ・デイトな事は分かっていたが、食おうと思えば食える事も分かってしまったので、なんとか使い切ろうと、卵と一緒に炒めたり、最後に酢をぶちまけて酸味でなかった事にしようとした。健康と引き換えに、コンシュームできた気がする。食べるのが辛い食べ物は久しぶりだった。オイル漬けの唐辛子も、調味料としては好きなのだが、その後のおトイレで微妙に粘膜に沁みるので難しい。あれは味をつけるものではなく、風味雰囲気をまとわせるもの、とした方がいいのかもしれない。一瞬すごい通り雨があった。もう一回くらい、天気が崩れたかもしれない。なんかこう……。自分で作る料理にピンとこない期に入った気がする。飯作るのがめんどくさい。しばらく買い物に行ってないし。うーん参った。