他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

心に余裕のある怪物

なぜだかなぜなのかよく分からないが、昼前に起きた。そんなに疲れるような事はしていないはずなのだが、これは全く不思議な事である。でも、そういえば、2時半くらいまで、寝る理由がなくて、そして眠くもならなくて、なんとなしに起きていたのを覚えている。特に何もないがゆえに、何もしていなかったわけである。うーん。ちょっと、どうなんじゃろ、という感じがある。少し前まで、元気に本が読めていたのは、おそらく精神が躁の象限にあったからだと思われる。今は、また元通りというか、起伏の薄い平坦で味のしない次元に戻った感じがある。この前、鬱という漢字ってどう書くんだっけ、と聞かれて、すらすらと答えられた。鬱Pが好きなので、字面まで覚えていた。普通は、書く機会も目にする機会も、ほとんどないわな。私がかなり鬱気味で、私の上長は相当の躁気味で、だからこそなんだかんだ上手くいっているような気がする。自分で、私は躁の方ですよ、と言っていたし、私もそう思うので、多分そうなんだろう。結婚する時には、価値観が違う方が上手くいきやすいと聞く。本当にそうなのかは、身近で盛大に失敗した例があって存在感がデカすぎるので疑わしいけれども、あくまで傾向の話であれば、まあ、そんなもんかもしれないと思わないでもない。何の話をしていたんだっけ。そのせいで、買ってきた本の半分がまだ積み残してある。買い物に行くついでに、本屋にも寄ったのだが、面白そうな本が一冊あって、今度行った時に元気があれば買ってくると思う。雑誌の表紙に、「可処分時間争奪戦」みたいな事が書いてあって、ああ、そうだよな、と思った。現在というか現代というか、における人間を表現するにおいて、これ以上の言葉はないと思った。可処分時間……。希死念慮と同じくらい好きな言葉である。食べ物だったとしたら、可処分時間は絶対に美味い。間違いない。希死念慮は……。どうでしょうね……。青汁みたく、好き嫌いがはっきり分かれる味がしそう。人は言葉を食べられませんが。キッチンにミニゴキブリを発見し、ガムテープで粘着し捕縛してやろうと思って、輪っかを作ってぺたっとやったのだが、ガムテープの方にもついていないし、かと言ってキッチンの方に残っているわけでもないし、一体やつはどこに行ってしまったのだろう? 見回してみたが、どこにも何もなかった。もしかすると、とてもリアルな幻覚を見たのかもしれないが、それはそれでどうなんだろう、この前、精神科から電話がかかってきた時に、罹っておけばよかったと思うのか。