他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

雑木林森

9月頃から、左の鼻の穴に、しばしば長い鼻毛が見つかる。目で見ているわけではなく、何かがさわさわするような感覚があって、鼻くそでもひらついているのかと思うのだが、指先でつまんでえいやとひっぺがそうとしてみると、その行為はたちまち引っこ抜くになり、小指の第二関節くらいの長さの鼻毛が、ぴょっと抜けてくる。たちまち鼻腔に感じていた違和感はなくなり、しばらくくしゃみと涙と鼻水が押し寄せてくるものの正常回帰する。なぜ、これほど長い鼻毛が生育してしまうのだろうか。すけべなやつは毛が伸びるのが早いと言うが、あれは毛髪に限った話ではなく、鼻毛にも当てはまる話なのだろうか(ついでに、陰毛の生育についても同じなのだろうか)。あるいは、生活環境に埃やなんちゃらダストが多く、適応するために鼻毛がにょきにょきしているのか。全ては……。誰が知っているんだろうか。朝ごはんに、明太子を米に乗っけて食べていたが、今回買ってきた明太子は、バラ子と書かれていて、確かに文字通り、ばらばらでぶつぶつしていた。おおよそ、指の関節一個分くらいずつにバラされている。一本か、半本かの形で入っているよりは適量使いやすいのだが、あまりにもバラバラなので、断面からぽろぽろ中身がこぼれる。ここまで書いて、すごく眠くなってしまった。まだ18時だ。17時くらいに家路に着いたが、もう空が青くなり始めていて、日が落ちるのが、アレだ、アレだな、と思った。季節の移り変わりが顕現しているなと。そう思ったのは、前にゲロがかかっていた電柱の側だったような気もするし、そうではなかったような気もする。電柱のゲロを思い出すと、学校横の坂道に捨てられていたコンドームとか、駅のホームにぶちまけられたゲロとか、それを処理した後の残留思念みたいなシミも連鎖的にロールバックする。ゲロのシミは、アスファルトの上だと、どういうわけか際立って弁別できるのだが、なぜだろう。カスみたいなのが残るし、胃液とかが染みると、何かしらのサムシングがあれこれなったりするのか。日中、これでもかと殴りつけるようないい天気だった。今は持っていないが、自転車を漕いで、適当なルートをぷらついたら気持ちがよかった事だろう。今日屋外にいたのは、多分1時間にも満たないので、想像を想像で伸ばした推論の結果だが。昨日取り込んだ時は、9割くらいの達成度だったので、洗濯物をもう一回干して家を出てもよかったと思った。