他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

シャワーヘッド・デッド

いい天気だった。たまに翳る時もあったが、今日洗濯物を干してもよかったなと思う。明日回すが。日が落ちるのが早くなった。16時にもなると、天井灯の明るさ調整を一つずつ落としていくように、つ、つ、つ、と青色が深くなっていく。16時半頃には、すっかり暮れてしまうようになるだろうか。牛乳をうまいうまいと飲みまくっていたら、買ってきた分がなくなりそうなので、明日は買い物に行こうか。寝付きが悪いのは、身体を動かしてないからでは、と言われたし。正論が塵ほども出てこないくらいに、身体を動かしていないので。インドアという概念のイデアを色濃く分有している。じっとしていても、全然苦じゃないんだな。だからこうなっているわけだけれども。多少歩き回るくらいは、した方がいいのかな。こう考えた事も、明日には忘れているだろう。アホなので……。井上ひさしの、手紙風小説というか、手紙小説というか、を読んでいるが、うーん、すごいな、すごい、すごいな〜、やっぱすごい人だな〜と思う。『十二人の手紙』という題だったと思う。手紙だけで、地の文なしで、書簡だけで物語を彫り上げる、苦労のいりそうな事をしている。手紙の後に、延々と続く公的資料、最後にもう一通だけ手紙、という構成の修道女の話には舌を巻いた。うまいな……。前、駅のトイレに寄ってから帰ろうかと思ったら、トイレ通路の手すりに捕まって、今にもぶっ倒れて死にそうになっている、道中ゲロを転々と零した人がいたのを思い出した。駅員に、今トイレで瀕死者がいて、ゲロがげろげろして大変な事になってますが、と伝えようとして、どういう顔で言えばいいか分からなかったので、Uターンして帰ったのだった。二日酔いか一気飲みだったのか、ピンチでクリティカルな人がいたんでちょっと様子を、とか、どう言えば、どんな言葉で言えばあの状況を納得いく弁法で伝えられたのか今でも分からない。渋谷は、人がいっぱいいた。コロナは卍風邪卍の人たちもいたが、あれこそ、一人だけ現地に行って、別スポットから中継を繋ぐモニターを置いておいてくれればいいのにと思う。目の前に交番があるが、あれはそこまで強く出られない類の活動なのだろうか。その横で、これもまたある意味渋谷らしく、コスプレをしたマジシャンか何かが、騒音に掻き消されながら何かをやっていた。声のでかい方が勝つ、というのは、健全な状況ではないのだが。そも、健全の拠り所を失って久しい精神風土ではないか。