他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

blasphemous

夕方のおやつに、買ってきたつくねの串を食べていた。業務用スーパーで売っていた解凍品で、10本入り400円ちょい。安いような気もするし高いような気もする。学園祭のようなイベントであれば、2本で100円、なんなら1本で100円取ってもいいような気がするので(ラーメンズ『金部』の鉛筆の話を思い出しますね)、販売しようと思えば、最大4000円のパッと見利益が出るわけである。そこから、容器代とか調理器具レンタル代とかを順次差し引いて。ザ・ノーマルでスタンダードな感じだったが、結構うまかった。つくねの特徴である、あのコリコリするような、歯の間にひっかかったらめちゃくちゃストレスが溜まるあれとか、タレとか、うまかった。残8本。で、晩飯を作る前、トイレに篭って、大きい方を済ませている時、肛門から駆け上がってくる、身体的直感があった。うんこをひり出す感触と、つくねの感触とは、もしかして同一のものなのではないかと。うんこが多面的に腸壁に触れながら外気へと這い出ていく感触と、つくねのけばけばした不定形の多面積的な口腔内への接触は、もしや同種類のものなのではないかと。頭の中で、うんこ=つくねという等式が燦然とは輝かなかったが、銑鉄のように立っていた。全くよく分からない、意図せぬところで頭の中の回路が繋がったので、戸惑いの著しい事と言ったらなかったが、しかしそれは感得されたのである。オマエは何を言っているのかと思っているだろうが、私も思っているのでおあいこである。人間の頭というのは、よくできているというかよく分からない出来上がりをしているというか。洗濯物を干そうと思ったが、空が白くて、いつ通り雨がぽつぽつしてもおかしくなさそうだったので室内干しにした。本当は回したくなかったのだが、今日回さなければ明日のバスタオル事情が明日の天気に完全に依存してしまうため、それは避けた。濡れた衣類を部屋干ししていると、室温が下がった気がする。自然の仕組み的には、下がっていてもおかしくはない。実家に帰ると、私と弟と母との3人の人間がいるから、そこそこあるリビングでも、各々が放つ熱でなんとかならないでもない。人が生きているという事はすごい事だなと、そういう時に思ったり思わなかったりする。この前、日曜日だったような気がするけれど、人生でおそらく初めてオリジン弁当を食べた話はしたのだったかしら。したような気もする。値段の割には、いい感じである。こんな感想を書いたような気がすごいのだが。