他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

化繊びちょびちょ

屋内清掃か、壁面清掃かをしている家の外に、水圧洗浄機的なもののタンクが置いてあった。そこから水がじょばじょば排泄されていて、コンクリだかモルタルだか敷きの敷地がびちゃびちゃだった。その排水方法が面白くて、タンクから排水ノズルが出て、本来はそこから水がばっちゃばっちゃと奔流してくる仕様なのだろうけれど、そのノズル出口に雑巾が巻いてあって、結果として、雑巾に水が染み、含みきれなくなった水が静かにとろとろと地面を這うという、へんてこな光景になっていた。排水口に何の細工もせず、ただあるがままに流水落下を許せば、びったびったと飛沫を散らし、通行人にスプラッシュしていたかもしれないが、雑巾一枚で巻くだけで、事象の顕現が全然違うのだな、と思った。あの光景を見てそこまで思うか? でも思った。賢いな、と。今日は外に出る用事があったので外に出たが、やはり、家から出る事で、多少メンタルがマシになるというか、文章を書く事について抵抗が少ない。用事に感謝を言わなければいけない。今は、電車の中で読む手頃な本が切れているから、ウォークマンで音楽を聴きながら過ごした。このウォークマンは、2012年だか2013年だかあたりのモデルなのだが、なお健在で現役であり続けている。私は単機能特化型の物事が好きなので、音楽しか聴けない、聴かない(ラジオは聴かない)装置として、かなり愛着がある。メインPCがMacになってしまったので、一年に一、二回ほど、新しいCDのでデータを入れようとする時は、古いWindows機を引っ張り出して、起動から操作可能まで20分くらいかかる時間を過ごしたりしているが、あのデータもどうにかした方が本当はいいのだろうな。起きても、まだ雨が降っていた。家の中にいる分には分からなかったが、空気がびっくりするくらいちべたかった。外に出たくなかった。雨に対していいところを見つけようとする気持ちを湧かせてみると、ハンズで買っためちゃでかい傘を使える、という一点はあるかもしれない。作りがぶっとくて、直径がでかいので、おおよそ濡れないし、色がいい。あれを使うと、雨の中で一等優れた位置にいる気がする。あれは、年に数える程しかない、いい買い物だったと思う。帰りにバーガーキングに寄って、今度は大丈夫かな、と期待してハンバーガーを買って帰ったのだが、やっぱりダメで、中身がギャグかと思うほど冷たかった。冷たいというか、あれは、温度がない、と言うのが正しいのかもしれないが。あれは、この世のバグの一つだと思う。