他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

マジカル授乳

オッドマン11の2巻を読んだ。1巻の内容は本当にほとんど、ゼロと言っていいほどに覚えていなかったが、だいたい想像で補完できた。絵柄と世界観の食い合わせがやはり他に類を見ないなと思った。べったりした、キネマ的な画面で、好きなのだ。『俺は屑だかこそ救われる権利がある!』も、発売してから1ヶ月以上経ったが、魂の気運を感じたので買ってきた。ひどいタイトルだが、いいタイトルでもある。ゴリゴリのエロ漫画だけども。表紙の体型を見ていると、ぷにあなSPDXとだいたい同じなので、どっちがどうなのかは分からないが、どっちもそうなのは分かる。どこかに映った像でないと話ができないのでね。やー、似てますね。考えないといけない事があって、昨日満たせなかったミックスグリル欲が残っていたのもあって、ふらふらとファミレスを探し、適当な辺りで立ち止まりたかったのでジョナサンに行った。看板の「ジ」の字を見ていると精神が不安定になる。私が小さい頃は、母方の家系の墓参りに行った後、祖母がロイヤルホストだかデニーズだかのファミレスに連れて行ってくれて、そこで昼飯を食べるのが楽しみだったのだが、それ以外で私的にファミレスに行った経験というのは、思いつく限りで数えると片手で足りるくらいしかなくて、コンビニと同じくらい、人生で近くて縁遠い場所のひとつである。私は、カフェとかで勉強したり読書したりという事ができない。一人で存在を切り離し、できるだけ音が立たない環境でないと、そういう頭脳作業はできない。図書館は、それぞれがそれぞれに没頭し、できるだけ音が立たないように振る舞うので、ギリギリ許容範囲と言えなくもないが、場所としては嫌いである。ノートにああでもないこうでもない、とインクを無駄遣いしてミックスグリルを待っていると、隣におばちゃん二人組が座って駄弁り始めたので、すでにこの時点で作業は破綻する。近くでされている会話を全て聴取し頭の中で文字起こしするという、これはもうしたくてやっているわけでは全くない、抜歯できない癖があり、そちらに脳内メモリが持っていかれたので、何かを考えているフリを懸命にするフリみたいな感じになった。奥の方には、この状況下でもなかなかのボリュームで歓談する若者のグループがあった。ミックスグリルは、頭の中で抱いていた、期待した像となんか違ったので、微妙な気持ちになった。チキンがタンドリーチキンだと、誰が事前に想像しようか。や、書いてあるのだが。ジョナサンには、理想がなかった。