因島はっさくシャーベットを食べた。因島はっさくゼリーは、これはかなり目にする機会があったので知っていたのだが、シャーベットがあるとは知らなんだ。因島とは、広島県の瀬戸内海にある島である。「いんのしま」と読む。柑橘が美味い。レモンとか。広島は、最近レモンも持ち味のひとつとして売り出している。レモンなんとか、レモンなんとか、レモンを使った何かしらがいっぱいある。冷凍庫から出してすぐにスプーンを突き立てると、突き立たず、一時撤退を強いられた。帰省中に、因島の田舎から送られてきたけどあんた持って帰るか、との経緯があった際、そういえば、出してからちょっと置いてから食べるんだって、という話をされた気がする。世界には、そういう、冷凍庫で保存し冷凍庫から出して食べるが、必ずしも冷凍庫から直輸送直帰直通ではない食べ物があった気もする。ハーゲンダッツとか、出してすぐだと固くてスプーンが刺さらない。美味しかったが、はっさくを食べた後、口の中にじんわり残る苦味みたいな雰囲気、これがどうも納得いかない。ない方がいいのだが、ある。まあ、そういうものだろう。うんこしたら臭い、みたいな、当然の物事の帰結なのだろうから。洗濯物を干した。乾いているだろうか。今日は比較的晴れている方だったと思う。よく見ていないので分からない。ピンチハンガーの洗濯バサミが、ちょっとずつ、ぶらさがっているプラ部品の経年劣化でちぎれて、総数が少なくなってきた。今の所は、一回の洗濯分全てを吊るす事ができているが、夏あたりには買い替えになりそうなペースかと思う。タオルを変えようとして、乾いた衣類が山になっているところから取り上げたら、端っこに洗濯バサミが食いついたままだったのは少し驚いた。虫でもくっついているのかと思って。軽く悪態をつきながら、また少しレモン炭酸水を減らした。私が炭酸水を好かないのも、炭酸の苦味が口の中に残留して気が散るからなのだが、本当になぜ買ってきたのだろう。CCレモンでも買ってきた方がよほど生産的でメイクミーハッピーだったと思うのだけど。レモンサワーを割る用の炭酸水は、では実のところ炭酸水とどのように違うのか、というのが気になったのではなかったか。消費期限が１月28日で、その日に買ったから割引シールがついていたカワハギを、どう食えばいいのか分からなかったので煮付けにした。天ぷらとかにできるのだろうか。ちょっとにおいがあって眉毛がウェーブを描いたが、あれは元々のものなのか、それとも適正期日を過ぎたがゆえのものなのか。
