他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ズドン

午後は、ものっすごい気分が悪かった。夕方くらいに持ち直したが、ずっと心の中ではげろげろしていた。カエルではなく、嘔吐の方で。昨日の事ではあるが、人と会うというのは神経を使う。私が、共用の話題を持たないように努めて生きてきたため、コモンルームが使えない(比喩)というのもあり、あるいはドブとかゴミとかみたいな話ばかりしたがるのもあり、当たり障りのない、ぬる〜い(自販機であるんだっけ? コロコロで連載していたカービィの漫画には、「ひとはだ」があったはずだが)話題からなんとかしてエキスパンションを図らなければならないのもあり。なんか、こう、疲れる。私はうんことかしっことか、そういう話にパラメータが偏っているから、グラフの真ん中に引き返して別の軸に歩いていく、本来必要のない労力をかけなければいけない。悪いのは私なのだが。感性がこう育ってしまったから仕方がないのだ……。「傷ついたのは誰の心」の、目ん玉がすーっと切られるところとか、犬小屋を蹴り飛ばし花壇を掘り返して家に戻ってくるところとか、何回見ても心が満たされる。胸の中で、山藤章二が描いた『笑うな』のカバーを思い浮かべるだけで大体の事が許せる心持ちになるのだから、私の心酔は相当なものらしい。あの短編の、すげえ短いのに、一体どこがそんなに私の心に召したのか分からないが、それはもう好きなのである。人にあらすじを説明する時は、「帰宅すると妻が警官に強姦されていて……」という説明から始まるので、話を聞いてもらうのは難しい。人に説明できないものが面白いんだな。なんでだろうな。ベリー、多分あれはベリーだ、イギリスの青果店で買ったあれに似たあれをberryと言って売ってもらった覚えがある、が入っているらしいバルサミコ酢を買った。酢とバルサミコ酢の違いは何なのか、そしてなぜベリーを入れようと思ったのか分からないが、そういうのがあって、面白そうなので買った。何にかければいいんだろうか。普段、サラダとか作らないので、買ってきたはいいもののやっぱり一人で一玉は多かったキャベツをレンチンして、それにかけてみようか。キャベツって何の栄養があるんだろう。スーパーに行って、食材を買い足した。途中、公園を通り抜ける時、入り口で桜が咲いているのを見て、「桜のつぼみもくぱぁし、青姦の捗るようになりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか」という時候の挨拶を思いつき、自分のしょうもなさにどうしようもなかった。