他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

小便小僧のラインダンス

庭に植木屋さんが入っていた。昨日も入っていた気がする。昨日の事でさえ定かではないので、もしかしたら一昨日から入っていたのかもしれない。や、でも、昨日は、家を出る時に、外で人の足音がして、エンカウントするのが嫌だから、足音が絶えたのを見計らって扉を開けた気がする。そこまでやったかどうかは覚えていないが、顔を合わせると何かしらの挨拶はせなならんもんなんかなあ、めんどくせえなあ、と思っていたのは確かっぽい。この手触りには慣れたものである。何かをしていたようなのだが、植栽園芸に対して造形が浅き事水溜りの如しなので、砂利石をどけて、ビニルで養生している植物の根元の方を云々していたようである、くらいのふわふわした事しか分からなかった。ちょうど洗濯物を干そうとしていた時に、窓下で作業が始まったので、ちょっと待った。こういう時に、女性ものの下着とかを大量に干すと、見た側としてはどういう胸中になるのか気になるところではある。女装癖を持つ人には、人生で一人しか会った事がないが、まあしかしそれでもいる事はいるのだと実際的に知っている。尊敬とか立派とかという言葉とはちょっと違うが、しかし他に比する事のできないものを持っていた人ではあった。庭を見て考える事ではなかったな。比較的天気の良い日だった。外には一歩も出ていないが、洗濯物を干す時には考慮に入れなければいけない事情なので、確認する癖はついているらしい。興味はないが。雨でなければよい。や、嵐とか雷とかでも困るのだけど。せっかくそれなりの大枚叩いて買った傘だが、何かの拍子に、ジャンプ式を支えるプラスチックの部品が破損し、常にジャンプし続けて止まない傘になってしまった。傘を閉じる時に、手元の方に、軸に沿って引き寄せてカチッとはめるあの部分、あそこで出っ張りに引っ掛けるべきところがなぜだか弾け飛んだ。カチッと止まらないので収まりが非常に悪く、8割閉じくらいになったところで、手でむんずと閉じたままに押さえつけ、片手でストラップを探り当てぐるりと留めてやらねばならない。目立って不便ではないのだが、本来であれば全くかける必要のない手間をかけさせられているというのも確かであり、お気に入りなのであるが全面的前向きの気持ちで向き合うわけでもなくなってしまい、複雑な心持ちである。フランス語、ちゃんとやろっかなと思って、だらだら見て暗記する用に画像をいくつか作った。フランス語キーボードを初めて設定したが、なかなか面白い。まあ、ギリシア語ポリュトニックに比べれば可愛いもんである。