他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

襟元正しいバーレスク

暑い。暑いという字は、何も考えずに分解すると、「日」と「者」になる。者をもっとばらして、「土」「ノ」「日」になる。2つの日で、土とノを挟んでいるわけである。暑さで頭の中が蒸発した状態でこんな事を考えているので、先の事なんかちっとも考えていないのだが(「ちっとも」という副詞は久しぶりに使った気がする)、もう少し考えてみると得るところがあるかもしれないので続けてみる。形態的に最小単位にバラすと、元の意味と見比べてみて、なにがなんやら分からなくなったが、これは多分象形文字なのだろう。や、だとしても、日が2つある理由が分からないが。土は、地面か? ノはなんだ。太陽光線を象徴させて、一本線があるのかな。熱気で陽炎がダンシングして、太陽も2つに見えるくらい、そんな気温、それが暑いという字の素性だったりはしないだろうが、自分でこねくり回して暇をつぶす事はできる。暇を暇で潰しているのだから、赤の絵の具で赤の絵の具を溶いているようなもんだ。絵の具の質感としては、黒とかメディウムが好きだったから、頭の中の景色の彩度は低いんだろうな。バラバラの事を並べているな。解体してばらばらになった牛のパーツを、目隠しして福笑いのように並べているようだ。福笑いは、紙から切り出したり、厚紙にプリントしたようなやつしか見た事なかったが、猟奇的な福笑いもできなくはないわけだな。正月あたりの遊びと言えば、羽根つきとか福笑いとかだが、あれらの遊びというのは、正月に始まり、いつまでやってもいいものなのだろう。やってもいいもの、あるいは、レクリエーションとしてのハイシーズンはいつまでなのだろうとも言える。夏場や秋にやっているとなんだかちぐはぐな感じがする。春は、屋外遊びには適した外気温だから、条件としては一番整っている気もする。何を考えているんだろうな。思考が飛び飛びだ。そろそろ冷房が起動する施設も増えてきて、空調の効いたところから、ねっちょりした空気がまとわりつく外に出て行った時の、あのげんなりする感じ、また思い出した。皿を洗ったりするついでに長袖を捲り上げて、そのまま生活しているが、衣替えを本格的に検討し実行に移すまでのシークエンスを組まなければならない。暑いもん。問題は、秋口の自分が、一体どこに半袖を収納したかであり、それが分からないからやろうという気も怒らんのだな。層の上澄みにあった、ウォーホルのバナナが印刷されたユニクロのTシャツ、何年着ているのやら。