他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

水玉に開けるとすけべに見えるやつ

なぜかそこだけ抜けていた、生徒会役員共の16巻を買いに行ったら、20巻も出ていてそれも持ってなかった。3月に出ていたらしい。忙しくもなんともなかった記憶があるのだが、なんで買い逃したのだろう。月初めに見に行って、次回見に行ったのが翌月初頭くらいだと、新刊コーナーの入れ替わりで見逃したりはしたかもしれない。悪魔のメムメムちゃんの11巻と12巻も買った。二冊も新刊を買い逃しているのを知らなかったし、完結しているのも知らなかった。永遠に続いていてほしい漫画の一つだったので、しょんぼりした。ギャグと下ネタの割合がちょうどよかったのだ。どれくらいちょうどよかったかと言うと、烏龍茶のお茶パックをベストなタイミングで引き上げた時の、水出し烏龍茶くらいちょうどよかった。絵のデフォルメ感というのか、デザイン的というのか、そこもよかった。心にストンと落ちる、気にいる漫画は、なかなか見つからないので、惜しいな。私が入れ上げる何かというのは、たまたま行き合ったものがほとんどなので、またどこか、路地の裏側とかで、尻尾を踏んづけられて飛び上がったネコが偶然叩いたこの世の隠しはてなブロックから出てきたキノコを取るような、偶然の出会いがあるでしょう。松沢呉一を知ったのも、大学の図書館に『風俗バンザイ』が置いてあったからだし。偶然、たまたまの、何の予備動作も取っていない、エネルギーが余白にこぼれている、その瞬間に、ぽちゃりと入ってくるのだ。もう少し計画的な精神をしていればよかったのにね。で、生徒会役員共の16巻を読んでいると、ぽとりと落ちてきた。靴下のゴムくらいの太さの、黒っぽい灰色の尺取り虫みたいなやつが。!!!!???? なんで!!!!???? 内心、ひどく取り乱しながらも絶対零度で凍った矛盾した精神状態で、ティッシュでつかんで、ゴミ箱に捨てた。なんでや。天井から落ちてきたのかと思ったが、それにしては勢いがなかったし(小さいのでそこまで重力加速度がかかるものでもないかもしれないが)、何かが天井に営巣しているわけでもなかった。今の所、髪の毛にひっかかっていたのが、ちょうどそのタイミングで、何かの拍子に、ぽろりと落ちてきたのだろうと結論づけている。昼頃、時間を潰すために公園で本を読んでいて、頭上に街路樹がかかっていたから、そこから落っこちてきたやつが、家までついてきたのではなかろうか。異質なものが突然現れると、精神がきゅっとなって、逆に水が入り込む余地がなくなるのだな。