他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

脇で何かを押し潰すように

基礎を忘れないようにしながら歩き続ける事は、なんだか難しい気がしてきた。ひとつ行動指針を立てると、それ以外の事を忘れてしまうため、身に付けたはずのマニュアルを一切忘れていたりする。手の甲に刻んだり、机の前の壁にしたためて張り付けたり、否が応でも目に入るような手段というのは、意外に、意外でもないのかな、効果的なのだ。医療技術がもう少し進化したら、逐次書き換え可能なコンタクトレンズとかが登場して、記憶したい、焼き付けたい情報を常に視界に浮かべ続ける事も不可能ではないかもしれない。これは、邪魔という理由でやらなくなりそうだが。寒い。朝の起き抜けにびっくりする。びっくりするは言い過ぎたが、卵を混ぜる前に、殻が入っているのを見つけた時にビクッとするあれくらいは反応してしまう。秋は、遭難したか、今年の冬が交通法規を守らないアウトロー・クレイジーパーソンだったため轢き殺された可能性がある。春夏冬はスキップされる事はないが、秋はスキップされうる。これは何故であろうか。そして、秋、お前もそれでいいのか。我々人間の、ごく一部の、日本人が切り取って命名した恣意的な区分であるから、natureの尺度からすればどうでもいいかもしれないが。自分で設けたリミットに喧嘩を売っても仕方ないわな。しかし、こんな事をしていると、そのうち3(+1)季とか、3.5季とか表記されて揶揄われるのは私の目にだけ見えている。一年のうちのお得なボーナスパック扱いされてしまう。実際に秋がパージされたところで、どこも困りはしないかもしれない。一年のうちで、衣料品店で並んでいる時間が一番短いのは秋物ではないか? 秋物は、冬と春の境目くらいに、一応もう一回登場チャンスはあるのかな。だとしても、一番ウェイトが低い。この前寄ったスーパーかどこかで、もうおせちの予約が始まっているのには目眩がした。まだクリスマスさえ過ぎてねえ。秋で、そんな勇み足に予約を取るような行事があるだろうか。あるか? 運動会くらいしか思いつかないし、運動会に予約はいらない。昨日くらいに、運動会の嫌な思い出が蘇ったのを思い出した。個人の体験を勝手に感動に変換するなボケという記憶だったが、語るに足りぬので置いておこう。八角を入れて、鶏肉で中華スープを作ってみた。今まで、なんか足りねえんだよなと思っていたピースが綺麗にはまって、あぁ、私が追い求めていた中華っぽさのひとつはこれだったのだなと分かった。それ自体をかじっても美味しくはない。