他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

予約席

3〜4人用のキムチ鍋の素でキムチ鍋みたいなやつを作った。普段湯を沸かしたり、一回分の煮物を作る鍋だと小さ過ぎて入らなさそうだったし、玄米茶を淹れる時にキムチの香りがすると雑音として嫌なのでフライパンで作った。なみなみに溢れて湛えて、溢れるかと思った。すぐ食べる予定だったのに、1時間以上沸騰させて水気を飛ばす作業に時間を使った。豚肉で作るやつだったのに鶏肉で作った。漬けとくかと思って二枚消費したのにまだ3枚くらい残っている。肉って思ったよりなくならない。いっぱい食えるやろと思っても、もも肉一枚分食べると実際はお腹いっぱいになっていたりする。飯を作っている間に空腹の何パーセントかは満たされている仮説が濃厚になっている。ナスとかピーマンとか、早く使わないといけない野菜も全部入れた。できあがってから2回分に分けたが、元の最小想定人数からしても1.5人分の塩分なりなんなりが含まれているわけで、かなりしょっぱかった。薄めても、結局飲む事になるのだから、摂取が簡単になるか否かくらいの違いしかない。いや、大きな違いかもしれないが。おくすりのめたね。嫌いなものは花をつまんで食えばなんとかなる。ザーメンは飲めるようになる(飲まなくてもよい)。これでおじやとかうどんとかラーメンとかやったら、それはもう……。どうなんだろう。習慣的にやべー食事をすればそれはやべーだろうが、月一くらいだったら問題ないのかね。作り置きという事を普段しないので(めんどくさいから)、冷蔵庫の中に一食分が眠っているという状況にとても居心地が悪い。気持ち悪いな、生が予約されているかのようで。寒かった。寒かった。まあ寒かった。カーテンがないから鎧戸を閉めた。カーテンがあったところで、外気はガラスを乗り越えて侵入してくるのだから、元を断つには鎧戸を閉めるのが最も効果的である。それに加えて、かてて加えて噛んで咥えて、噛んで含めて、雨が降っていた。外の景色が見えなくなっているわけだが、一日中降っていたと思う。ひねもす物干し竿が横っ面を水滴に引っ叩かれ続けていた。寒い上に雨が降るなんて、つまりとても寒くなるわけだが、これを何かに置き換えて喩えようとした時に、別に何も思い浮かばない事に気付いた。亀頭をローションストッキングコキされるようなものだと言おうと思ったがよく分からないし、泣きっ面に蜂がまあ妥当かなと思う。亀頭いじめはセルフでは難しいので、パートナー等に頼みましょうと、だいたいどこにも書いてある。