他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

腹の中に棲む

ラーメンズのコントを、観るか垂れ流すかしている。周期的にやるが、またやっている。何回繰り返したところで面白いし、価値が減ずる事はないため、ほぼすべてのコントがYouTubeで視聴できる事について、これは本当にありがたい事である。一番最後の人格変遷期にしがみついていたものだから、欠かせない内的要素のひとつになってしまった。あまりにもよくできているので、真面目に観ていると、よく分からないダンスを始めそうになる。衝動を形成せずに行動に出力するとこうなるのであろうという、何にもなっていない、何かの叫びの踊りを。カジャラの公演は一回だけ生で観る事ができたが、ラーメンズとしての公演は叶わなかった。歴史として、体験として、とても羨ましいと思う。面白いに決まっているものを、しかしどこまで面白いのか期待しながら観るのは、本当に楽しかった。今日は特に何もしていない。家の真隣の建物が取り壊されていて、一日中どんがらどんがらぶわんぶわんがっしゃがっしゃ騒音がしているが、そういえば少し前にも身近で工事があったような記憶がある。ショベルカーなりダンプカーなりを侵入させたら、それだけで家の二軒三軒、玄関先をぶっ壊していきそうな狭さの路地なので、手作業でちまちま壊して、手押し車で瓦礫をちまちま運んでいるようだ。昨日くらいに、洗濯物を干していたら、そこの関係者と思える、よう分からんおっちゃんに挨拶された。。別に私の方から言う事は特になくて、うるせーっすねくらいしかないから、特に言う事がなかった。いつまでやっているのか、この前業者からチラシを渡されたような記憶があるが、どこに行ったのだろう。その時名刺を渡されたのだが、ここに写ってるの本当にあなたですか? え? 本当に? みたいな、満面からちょっと溢れたくらいの笑顔の写真が脇に添えられた名刺で、うわ、この会社、全員こんな名刺作って持ってるのかな、と思って気持ち悪くなって、とりあえずゴミ箱に捨てた。愛想がいらんとは言わないが、ポジティブを絶対的善としてぐりぐり押し付けてくるのはやめてほしい。じゃあ何の情報が載っていればいいのかと考えると、トイレットペーパーは一回でどれだけ巻き取るのかとか、こんにゃくを食べる時は下拵えに茹でるか茹でないかとか、指の爪を切る時はどっちの手のどの指からかとか、そういうどうでもいい情報量ゼロの事を書いておいてほしい。思い出したらげんなりしてきたな。