他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

甘い芯

家を出てちょっと歩いたところで、あ、傘を忘れたと気付いた。昼から降ると、昨日ラジオから流れていた。どしゃ降りならば私も傘は差すが、少々ならフードをかぶってやり過ごすブリティッシュスタイルでいくと決めている。これをブリティッシュスタイルと言っているのは私の頭の中だけなので、一般にはどうなのか知らないけれど。引き返すと時間の問題があるわけではないがないわけでもなさそうだったので、取って返すのは諦めた。多少雨に濡れたところで冷たいだけである。それが洒落にならない季節になってきている。帰りに本屋に寄ろうと思っていたが、完全に忘れていた。途中までは覚えていたが、本を読んだ後には綺麗さっぱり何も残らなかった。投票に行ったが、今まであの投票所で見た人手と比べて、時間帯はあるのかもしれないが、数倍の人手で、おや、この辺の住民は何か言いたい事があるのかなと思った。選択肢がほっとんどない選挙区ではあるが、選べはするのだ。あそこを担当している出口調査の人は、毎回全くやる気がないので、なぜあそこに立っているのかさっぱり分からない。取り壊されているアパートの横を通りがかったら、記憶より数倍取り壊されていた。もしかしたら、今日の日中破壊されていたのかもしれない。家にいなくてよかったかもね。壁を壊されて外れたエアコンが、まだ埋まったままの配管にしがみついて宙にぶらりんと浮いていた。あれが何かの拍子ですっこ抜けたら、すげえびっくりしそうなので根治しておいてほしかったところだが。天井も床もない、かつて部屋だった空間に、エアコンだけがへばりついているのが変だった。眠いのでこの辺にする。