他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

レストルーム、ご休憩、ラブ便所

このところ胃の調子がよくなくて、朝飯を食いながら食いたくねえと思っている程度である。そういえば、家の中に闖入した、じっとり湿った枯葉そのものみたいな蛾だか蝶だかを、着ようと思ってハンガーから下ろしたズボンに付いていたので、窓の外に振るって追い出したのだった。さらば。野菜が足りていないのかもしれない。あまりまともな飯を作れているとは言えない。作っていないわけではないが、作っていると胸を張るにはあまりにも内面から滲み出る自信とかその辺が足りていない。ポテトマカロニサラダと正体不明のチャーシューをご飯に乗っけて食っているからなのか。頭は悪いが身体に立ち所に悪いかというと、すぐさま答えを出すのは難しい。なぜそんなもんを食っているかについては、業務スーパーに買い物に行った時、そういうもんが食いたい気分だったからに他ならないのだが、もうちょっと他になかったのかという気がしないでもない。で。昨日の夜食べたものがひどかったので書き残しておく事にする。おつとめ品でしゃぶしゃぶ用の豚肉が半額になっていて、名の知れたブランド豚、だと私は思うのだがそうでもないのだとしたらそうでもないのだろう、しゃぶしゃぶ用だろうがなんだろうがとりあえず野菜と炒めて食べようとして買った。ざっかけに分類するとバラとロースの2部位が入っていたのだが、バラの方がひどかった。ひどかったというか。あまりにもその名前を実現しすぎていたというか。まっしろでべったりしていてひたすらに脂しかなかった。豚の脂だけを抽出して、赤身が工程上のミスで若干混入してしまったのかと思うくらい、それくらい脂しかなかった。ロース肉と豚脂が入っていた。炒めると透明でぶよぶよして、食べると食道の段階からげんなりするような、胸から腹にかけてとにかく焼けて焼けて仕方がなかった。寝る時に気分が悪かったのは、責任の大部分はあれに負わせてよかろうなのだ。両部位共にまだ半分ずつ残っているのだが、バラもといただの脂の方は、心が痛むがそれと同じかそれ以上に胸焼けがするのでほかさせていただきたいと思う。ちょっと、あれはな。朝、行き先の駅で降りて改札出てすぐのところで、女が男に抱きついて「サンディエゴなんて行かなくていいよ」、やだやだ、と絶叫していた。他聞を憚らぬとはまさにこの事かと、辞書に具体的な説明が加わった気分だった。それから、ああいう人種を惹き付けるのがアメリカなのであれば、やっぱり私はアメリカの事は好きになれないなと思った。