年末あたりに、タンスにゴンゴンと連呼していた。連呼していたら、弟がタンスにゴンゴンの「ゴンゴン」とは何かと聞いてきた。確かに、語感の良さだけを考えていて、名前の中身について考えた事がなかったので、タンスにゴンゴンを置いていなかったホームセンターを去りながら、商品名の由来を調べたのである。発売当初は、「タンスにゴン」という名前だったらしい。じゃあそもそもの「ゴン」って何よ、という話になって、これは語感の力強さで決まったらしい。何がゴンではなくて、ゴンだからそうなったと。それから、成分が増量された際に改称されて、成分が二倍になったからゴンも二倍になってゴンゴンになった、らしい。これがタンスにゴンゴンにまつわる、だから何だな知識である。世の中には、もしかすると、こういう感じの物事がわっさわっさと溢れているのかもしれない。小林製薬あたりに多そうだが。新しいカバンをふたつ買った。片方はスーパーとかの買い物用、片方は次代の普段使いになるかと思ったが、今のそれが擦り切れてなお現役であり続けているし私は擦り切れてもくたれても もの としての機能が失われるまでは使い続けるので、それなりにフォーマルが要求される場面で使えるようなものにした。使う機会が来るようには思えないが。買い物用のトートバッグっぽいやつは、キャンバス地で、なぜかすでにくたびれた手触りがして、なぜかとても好もしいサイズ感なので気に入っている。