他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

煮て逃げ出す

何かを整えるには、その対象物に対して、金銭的な契約関係があるか、そのものがほぼ無条件でだぁいすきじゃないとやれないだろうなと思った。当たり前かもしれないが。事実を事実として体感するのは難しいのである。電車の中で物を落としたら、落下させた真下の地点に落ちるというやつについては、大学の相対性理論入門の講義で聞いたが、未だに納得していないし理解できない。オレオのパチモンみたいなチョコミルククッキーが売っていたので買った。オレオのパチモンみたいな味がする。あるものについて、代名詞的存在があると、他のものはそれの類推みたいになる。罪な存在だ。認識の手助けにはなっている。思考を巡らす時に足がかりがあるのはいい事だ。鶏油を作った。業務スーパーで見た細身のドレッシングボトルくらいのやつが300円くらいで、これなら自分で作った方が安くできるやろと思って鶏皮と生姜とネギを買ってきたものである。ちなみに、この時点で比較対象の価格を超えている。家にでっかい鍋とか、キッチンポットなんかないので、湯沸かし兼煮物用の小鍋に諸々を突っ込んで煮出した。鶏油を作る際の動詞が「煮出す」で果たして正解なのかどうか、私には定かでないけれど、感覚的にはそうである。期待したほど鶏油は得られなかった。火の通った鶏皮と、油でてらてらした生姜とネギが得られた。鶏皮は、なんとなく勿体無いので、塩胡椒醤油ウスターソースをかけて冷蔵庫に入れてみた。味がつくかもしれないしつかないかもしれない。油を抜いた後の鶏皮は、えーと、ぷるぷるした物体でしかない。書く事がない。精神が緩やかに倦怠しているのが分かる。どうすればいいのだ。おでんだね御一行が半額になっていたので買った。もう暖房もあまりいらなくなってきた。