棚に梅酒のでっかい瓶が残っているのを思い出したので、湯で割って飲んでいる。食べ物については、ずっと残っているよりはない方がいい。梅酒は嫌いではないし、分類するなら好きな方に入れるだろうけれど（そもそも他の酒は飲めない）、しかしやっぱり酒を口にするたびに思うのは、この消毒液を飲んだみたいな、普段の飲食では絶対に伴わない異物感がきらいだ。私が酒を嫌っている理由の120%くらい、お釣りが来るくらいと言ってもいい、は、この異物感にある。これが知覚の全てを妨げる。これを好んで摂取しようというのは、耳の穴に枕を一個全部捩じ込むのと同じくらい共感できない。好きな人はやればいいが、私は一生そちら側には行かないだろう。うえ。やっぱり、煮物とか何かに使って、少しずつ減らしていけばよかったかもしれない。「どんなお酒を置いてほしい？」と言われて、なっちゃんと答えた事がある。Qooとかの方が絶対うまい。うえ。
