他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

精神の調子がなかなか元に戻らない。花粉症で頭がぼーっとする症状があるらしいから、もし最近のそれがそれと同じなのだとすれば、春中ずっとそんな事を言い続ける羽目になる。というより、多分年中どこかで穴ぼこに落ち込んでいるので、一月は正月で、二月は節分で、……、とにかく酒が飲めるぞというあの歌みたいなものなのかもしれない。あの歌はすごい。とにかく酒を飲もうとする。空恐ろしいまでに無邪気である。無邪気に酒気である。押し入れにとりあえず並べただけの本を一通り再確認してみて、こんな本持ってたっけ、あるいはこんな本読んだっけ、というものがほとんどだった。読んだらすぐに忘れる、老廃物と一緒に記憶の大半もおそらく排便されている。メモリーうんこだ。ちょっと榎本俊二の漫画を読んだので、一時的に、少々のお下劣では動じない心の状態になっている。いや、あれは少々ではないか。笑い転げながら「アンダー3」を読める人間はそんなにいないだろう。鼻をつまんで目を背けて背中を向けて逃げ出してもいいくらい下品なはずなのだが、榎本俊二の記号的な絵柄のせいで、なぜかその辺りが脱色されている。そんな事を考えているのは私だけかもしれないですけどね。大人向けのコロコロコミックが出ているはずだが、あれにこそこれを載せるべきではないだろうか。「傷ついたのは誰の心」をまた読んだが、理由は不明だけれどもやはりこの掌編? は好きだ。Daseinだけでいい。ただ、この文章を受け入れて飲むしかない。なぜこんなに好きなのかは分からない。私の葬式をもしやるなら、読経の代わりにこれを読んでほしい。これは筒井康隆本人の漫画版もいい。随所に見られるイメージやモチーフの入れ替わり、背景が持つ文脈との距離と親和性など、いいところがたくさんある。年末か、あるいは年始か、それとも2月くらいだっただろうか、部屋の模様替えを考えてから間違いなくしばらく経った。何もしていない。むしろ無計画に無軌道に無制限にモノが増えているだけだ。絶対どうにかしないともうどうしようもないわけだが、どうしてこんなに環境に変化をもたらす事を嫌うのだろうか。きらっているのか、これ以上ないくらい面倒がっているのか。食事についても意識が向かない。身体が若干不平不満を訴えかけてきているのを感じるが、それに応えようかなという気持ちが虚無に塗り潰される。また、銀河ヒッチハイクガイドみたいな激烈な本が読みたい。