他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

純情の反対

信号待ちをしている時、その群衆の中に見覚えがあるがそこにないはずのイメージがあった。カリカリして、一本一本はちんまくて、ウェーブを打った髪のような。ベビースターのそれが。よく見たら、山盛りのベビースターの写真がプリントされたリュックだった。パラッパラッパーのパチモンみたいな、現今のイメージキャラクターが印刷されていたのでそのはずだ。ジップロックの傘を目撃したのも同じ交差点であり、あそこは私がデザイン的に目から鱗を落とすような出会いがある場所なのかもしれない。そのリュックを身に着けるセンスもなかなかのものである。私はリュックは好かないのであれだが、図像としてはすごくいいなと思った。春になってからずっとシャッターが降りたままの店がある。何回か書いた覚えもある。かなりの人気店なので、お休みしますの一言で沈黙が続いているのは心配である。行った事はないのだが。今日通りがかると、その張り紙に書き込みがしてあった。休業事由でも書き足されたのかと思ったら、〇〇から来たのにフられました、とか、○回連続フられてます、とか、そんな事だった。ここに書く内容じゃなくないか、と思った。私がひねているだけだろうが。書く事がなくなった。眠い。