他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

絢爛びらびら

内生している論理から導かれた結論が、余人には誤りと映っても、当人にとっては正解で当然の場合、私はこれを諦めている。それが正解であって、それが正解であるような体系を持っているのだから、誰にもどうにもできない。その体系を有している総数が、ただ単に多いか、ただ少ないかの違いであるだけだ。こう考えるのは、それなりの深度に踏み込んだ時であるので、ぶんぶん振り回すものではない。いざという時の、そこまで切迫していないか、外出する時に帯びるハンカチみたいなものだ。頭の中が真っ白で、さっぱり具体的なイメージが湧かなくなって、ついでに意識が蜘蛛の子を散らし続けているような状態だから、もしかしてこれが正常なのかとさえ思えてきた。こんな不健全な状態が正常なのであれば、私は私にとどめを刺した方がいい。お元気ですか、と聞かれると、うぐ、と思う。身体は健調であり、滅多な事では体調を崩さないからそれはまあいいのだが、内面、精神の状態は説明できない。電気コードの皮膜を剥いて、中の電線が四方八方十六方に放散しているような感覚と、頭の中で白いぴらぴらと自生体が常ににょきにょき伸び続けているような感覚がずっとあります、と正直に言ったところで、聞かなかった事にされる。というか、向こうもこっちも困る。それで終わりのどん詰まりだ。だから、元気ですか、と聞かないで欲しい。適当に、さりげなく、答えを返さず、別の話題に持っていってしまう。ワクチン3回目の予約をしたので、来週の当日あるいは翌日は床に伏せっていると思います。