中身が丸見えの、ビニールバッグみたいなのが流行っているようだ。よく見るほどではないが、程々に見る。日本語の頻度に関する語彙を厳密に並べた研究とかあるのだろうか。しばしば、時々、時たま、たまに、時折、いっぱいある。それだけで辞書が作れるのではなかろうか。私はoftenをしばしばと一辺倒に訳すのをアホだと思っていたし今でも思っている。何年か前にも同じ気付きを得たような気がするが、そういう透明な鞄がトレンドのひとつなのか。持っているものが全部見えるなんて、露出狂か、偸盗に目ぼしいものを喧伝しているようなものである。あれをよしとして携える精神論理が分からない。そもそも他人に精神構成物を知られるのは気持ちの悪い事ではないのか。行為主体が自分であればいいのか。謎だ。見た目は涼しげだが、いいところは言ってみればそれだけではないか。今度知り合いに聞いてみよう。よく分からないが眠かった。不眠にして過眠の時期かもしれない。年に二回くらいはあるな、というのを年に何回も言っているが。壊れてから玄関に放っておいて、多分一年以上放っていたピンチハンガーを捨てた。使わなくなってから５年以上経っている、流し台に掛ける平面延長板みたいなのはまだ捨ててない。不燃ゴミの日を覚えていないか忘れているかだから。資源ごみはすごい溜まっているので捨てた方がいいと、これも多分一年半以上思っている。さすがに羽織りものもいらなくなったので、玄関に邪魔にならないように放っているが、洗ってどうにかした方がいいと思ってはいる。どうにかするわけではない。コート的なのを掛ける、名前が分からないが、あの枝の生えた棒みたいなやつを買おうか。小学校低学年の時、でっかいえんぴつのそれが部屋にあった気がする。かなり早い段階で捨てたのかもしれないが、突然思い出した。
