去年の秋くらいからやっていたリングフィットアドベンチャーのストーリーモードが今日終わった。いつか、みそかすに言った気がするが、あの後、まあやってみてから考えるかと思って買っていたのであった。始めてから１ヶ月くらいで、幼少期から付き合ってきて猫背が治り、身体各所の筋能力が疑う余地もなく向上したので、手放しにすごいゲームだった。いや、これからも続けるつもりなので「である」と書くべきか。何がよかった、あるいは私の精神原理にはまるものがあったのかというと、単調で孤独、特に終着点が見えるでもない、不透明な作業である運動というものに、キャラクターのステータスを設け、運動部位毎に価値分けをしたところだった。ストーリーモードでは主人公である操作キャラにレベルと攻撃力防御力があり、上がると単純に戦闘が有利になるし、レベルが上がるとポイントが増えてそれで新しい技（運動）を習得したりステータスを増強したりできた。価値分けというのは、腕腹脚ヨガの４色が各運動に割り当てられていて、敵も４色（黒＝無色のもいる）いるので、対応する属性のスキルを当てるとダメージが増す。ストーリーが面白いので、それも続ける動機になると思う。とにかくよくできているゲームである。運動を運動と思わない。いや、運動だけども。運動とは本質的に孤独な、一人でやるものだとの考えを抱いている人には向いている。最後のステージは最後のステージなのですごい疲れた。眠い。
