他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

日焼けしたうに

ゆっくりと真綿で首を吊っているようだ。国政選挙から真面目さが失われている、というのを見たが、本当にそうである。世の中には真面目にやらなければならない事とそうでない事があるとして、国政とは全くの前者である。素面であり白刃であり抜き身であり、心底真っ当である必要がある。真面目である事がそんなに難しいか、と思う。の、だが。私は、真面目とはそんな性分であると考えている。真面目とは減点方式でもって維持される性質であるからだ。時間に遅れなかったり言った事は守ったり、何かに対するviolationがない、という条件でのみ保全されるので、遊びがないのである。持ち点の100点をいかに目減させないか、神経を擦り減らす作業であるからだ。しかし、政治とは神経を擦り減らす、100点を模索する作業ではないか。まつりごと&おさめるの字なのだから、いい加減にできる事ではない。——という考えが、もうどこかですっぽ抜けているから、こうなっているのかもしれないけれど。ガリヴァー旅行記は面白い本だ。私は好きだ。焼き鳥と同じくらい好きだ。Macが新しくなったはずなのだが、予測変換が未だあまりにもトンチキなので日々目を疑っている。まともな日本語を収集しなさいよ。文章とは綿密な旅行であって、部屋着につっかけでコンビニに行くのではないのだから。