天気予報では晴れとなっているが、出がけにまだ曇っていて、軒先からだらだらと雨水が垂れていたので、念の為に部屋干ししてから出たら、日がなぴかぴかと晴れ晴れしていた。私は感情の上下が薄いというか、次元のずれた遷移をするわけだが、よい晴れの日に（夏の晴れがそもそも「よい晴れの日」になりうるのかどうかという問題については各氏の答えによるけれども）洗濯物を干してばっちり乾かす事ができなかった時の悔しさは他に表せない。私はおそらく、生活の循環とその実践が十全に機能し損ねるのがいやなのである。疲れたのであまり書けない。着るものがなかったので、寝巻きに半袖シャツを引っ張り出してきたら、いかなる因果か、黄色くやけていた。
