他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

便罪

徳川夢声『話術』をちょっと読んだ。勝手にこの人は落語家だと思っていたが、そういやこの名字(落語家の〜亭とか〜家とか、あの部分には正式名称があるのだろうが知らない)は落語家としては、詳しくないがなさそうであった。活弁とか漫談とか、その辺の人らしい。さーっとすーっと読める文章で、序文を読んだらちょっと鏡で顔を見直そうと思ったくらいだが、平易な口語ベースを大切にしましょ、的なことであって、でもなあ、私は開高健とか好きだしなあ、と思った。ダグラス・アダムスの文体というか癖についても少し考えているが、言わなくてもいいことをおもしろく掘り出して言うというところにある気がする。小林賢太郎もそういうところがある気がする。部屋の中でも空気が冷たくて、まだ上に一枚着るだけでなんとかなるが、そのうちうそうそと身を竦めることになるだろう。枕元の抜け毛を見て、長いな、切ろうかな、と思った。いらない服を捨ててもいいかもしれない。ピーマンを食べた。中華出汁を最後に入れて、オリーブオイルとは合わなかった。ごま油でよかった。トイレに座って、排泄行為をしている時は何の罪にも問われていない気がした。