特に何もない中日だったけれど、日中に3時間くらい寝ていた。平気な方だと思っていたが、気を張っていたのかもしれない。のん・たん・ぴんを読み終わった。作者の山中恒という人、なんならまだ存命だったし角川つばさ文庫に再録されていた。カバー絵は随分とナウい絵柄になり、なんならいらん副題までついている。オリジナルは、そうだな、作画監督が種々多様であった頃のクレヨンしんちゃんみたいな感じで、タイトルはあばれはっちゃくしかなくて、そしてそれでいいと思うのだが、なぜ現代人はとにかく副題をつけるのか。ぴったりしたタイトルが投げっぱなしになっていて、読んでみたらああそうか、このタイトルでよろしいですなと思うのがよいのに、なぜ裏やソデにあらすじを書くのか。今、「ユーモア小説」という括りはあるのだろうか。遠藤周作もユーモア小説と形容される短編を書いていた、はずだ。