他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

god bird attack

米がなくなったので買いに行った。洗濯サイクルをサボり過ぎたので、心の中で密かに恥じている全身8割ベージュ状態で外に出ることになった。外套+ズボン+靴+鞄の下半分くらいがベージュ成分となる。後ろから見たら頭の先から踵までベージュ一直線になるから、うわ〜恥ずかし〜とずっと思っている。上を羽織らなければならない季節はこれがある。もっと寒くなったら、もっとごついのがあるからそっちになる。黒で大体揃ってるとまあいいかな、くらいなのにベージュではなぜこんなに内心の葛藤があるのか。米屋はまたご主人がいなくて、いつも通り、なんとなーくの値段で買って、持って帰るのかな、という展開はなく、住所どこですか、配達しますよ、と言われた。近いですよ、〜です。ああ、〇〇やってる(大家)さんのところ? との会話があり、どうも生活に余裕がある雰囲気がしとどに溢れる大家さんだと思っていたら、絶対食いっぱぐれなさそうな業種だった。その後、おうちにチャリで届けに来てくれて、電話してもらえれば届けますよ、とのことだった。これくらいなら、まあ、電話すればいいか……と思った。よく考えれば、ウーバーが出てくる以前から、飲食の原料については配達が基本であった。キッチンの掃除をした。この家に越してきてから、初めて調理台部分とかコンロ部分(IH調理器を置いている)の掃除をした。思ったより汚くなかったが、間違いなく汚かった。具体的には油汚れが。セスキをばらまき、これで使い捨てと決めたタオルで拭いては洗いを繰り返し、ほとんど原状復帰した。セスキって便利ですね。ヒッチコックの「鳥」を観た。とても好きだった。この一本をもってしてヒッチコックが好きになった。あるいはこれだけが好き、というパターンも十分あるが。これは映像だからこその一本である。後半ずっとストレスがかかり続けるのがいい。たまに、これはそういう趣味趣向なんだろうか、というカメラ位置があり、そこが監督の個性なのかもしれない。映画は全然知らないが、昨日観たPSYCHOでもそう感じたので、文体のクセとか、そういうのが映像でもあるんだろう。買っていた、とりあえず中華で使うらしい以外情報を持たない、なんかの魚の缶詰を食べた。デイスという魚で、コイ科のおさかならしい。一緒に入っている香草だかなんだかが黒くて、デイス自体もパッとしない身の色をしているため、開封してその眺めの汚さにびっくりした。原料表示によれば多分カラシナだと思うが、黒くてでろっとした、油と香草のもったりが薄くてひよわなかぴかぴの切り身を漬けていて、お世辞にも、どぶ以外の何物でもない見た目だった。味は、まずくはないが記すほどうまくもない。