他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

かいぴりーにゃ

町田康の断酒エッセイ? みたいなのを読んでいるのだが、さすがと言うべきかこんなところでもと言うべきか、エッセイと形容するにはむず痒いヘンテコなものになっていて、独特の内面独白調なのだがどうにも他人事くさい。あるいはそもそもこの人の思考は、単なる一人称的なそれではないのかもしれんが、こういうけったいな文章を読んでいると本を読む価値があるものよね、と思う。ものすごく気が進まなくて、いや気は進むんだけど気が引けるみたいな書類は、一応どうにかなったので、でもこれをこうすると結局何もどうにもなってないよなあ……とか、いらないことばっかり考えてしまう。前はほぐした電気コードというのが精神のイメージだったのだが、最近は、豆腐そぼろみたいな脳味噌をぐじぐじと取り崩すイメージに変わってきた。結局どっちも良くも嬉しくもなくて、とかく居心地が悪い。ずっと無音のしんどさがきーんとしていて、よくない。晩飯の皿洗いをしている時が、一番、毎日、昨日のコピー&ペーストだな、と考えている。