他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

題名の無い

起き抜け、おや、腰の痛みがないやん、やっぱり一過性のものだったんや、と思ってからずきっと痛みが走った時のがっかり感は、なかなか他に比するものがない。結局整形外科に行き、問診とレントゲン撮影を経た。結果として、何もなかった。私自らが一番びっくりしているが、これほど痛みが具体的なのに、何も異常はなかった。レントゲンに写っているのは、綺麗な生理的湾曲である(背骨は生来、ある程度弓形を描く場所があって、こういう名前で言うらしい。かっこいいね)。電気治療を受けて、湿布を貼ってもらって、釈然としないまま帰った。しかし、腰痛の実に8割くらいは原因不明という説さえあるらしいので(肺気胸よりマシだが)、まあそういうもんかな、と諦めて薬を飲んで湿布を貼ることにする。処方箋を持っていった薬局が、小さなところだったけれど、薬と一緒に紙パックのジュースをくれたので、それは嬉しかった。儲けはどうなっているのか心配になるが。なぜ私は、こう、名状し難い疾病にかかるのだろうか。そういう星の下に生まれ落つるそれなのか。待ち時間にほぼ読み終わってしまった、米原万里旅行者の朝食』はすごくおもしろい本だった。人の飲み食いを読むのが好きなのかもしれない。