薬と湿布(どっちも薬ではないかという気もする)のおかげで、夜現在、だいぶ楽になった。腰を悪くする素養には事欠かない人生を送ってきたので、結果として起きたのであれば飲み込まざるを得ないが、不調が起きないならばそれに越したことはない。本当にない。だからちょっとでも楽になってよかった。重いものを持つだとか、急に姿勢を変えるだとかいうことはしないようにした、というか、身体と精神が連結してビビっているので、上半身不動で屈んだりする。適応が早い。今回、もしいいことがあったとすれば、湿布湿布と適当に言っている湿布に、「経皮吸収型鎮痛・消炎剤」という相当かっこいい正式名称があると知ったことである。多感な思春期に、こんな名称を知らなくてよかった。湿布をかっこよく登場させられる腕など私にはないけれども。というか、湿布について立ち止まって考えたことがなかったが、薬効成分を皮膚を通して体内に通す機能がある、と、そう言われたらそうだが、全然知らなかった。どうも冷却シートと同じ次元に置いていた気がする。