およそ元通りの挙動ができるようになったので、医学ってすげえなと思っている。しかし、漢方に強い興味があることは否定できない。お世話になったことはないので、じゃあそれで何が得られるのか、全く知らないが、知らないが故に気になる、というのはある。この前読んだ米原万里の本にも、小さい頃に漢方のよく分からんがすごく苦いものを十日くらい飲んだらすっかりアトピーが治った、とあって、そう考えると漢方について詳しい人はあまりいないのかもしれない。医学部で学ばれているのは西洋医学がほとんどだろうし、漢方ってどこで勉強するんだろう。店頭の、真っ白になった高麗人参のイメージしかない。薬局で漢方の名前を見ることがあると、その知らなさ、あるいは舌を噛みそうさは絶後と言える。そろそろ髪を切ったんがいいかもしれない。