他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

増殖する緑

パセリのでっかい袋が10円だった。税込11円。ええ!? と思った。桁が一個足りない、ゼロを打ち忘れてるよ、と思ったが、レシートを今確かめても合っていた。つまり、めちゃくちゃでかいパセリの袋を10円で買った。こんなにあってもな、と躊躇う気持ちもあったが、いつだかに読んだ、パセリ農家の人が、パセリはうまい、そのままでも天ぷらみたいなのでも食べられる、ただの添え物じゃないんです、と言っているウェブ記事を思い出し、じゃあいっちょそのまま食べてみますか、と踏ん切りをつけたわけである。後悔している点としては、袋の中に根元からちょん切られたパセリが入っていて、茎換算で10本ほどだと想定した上で、うち3本を引き摺り出そうとすると、縁日のわたあめサイズで言えば大に相当しそうなもっさもさのパセリ塊(「ぱせりかい」と読む)がずろりと出てきたことである。今日はスープを作るつもりだったので、それを全部刻んで入れたが、ものすごいパセリの香り、匂い、嫌いな人なら10回くらい嘔吐していたかもしれないくらい濃厚で強烈で爆裂だった。途中からよく分からなくなってくる。分からないので食べきったが、頭がぐわんぐわんするというか、意識の軸が振れているのを感じるから、一気にどかっと食うものではなかった可能性が十分ある。スープとしてはうまかった。多かったのが、多すぎたのが問題なだけである。残りの8円分くらいをどうやって消費しようか今から頭を悩ませており、えー、本当にどうしようかな。