他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

大声で連呼

流しの、調理に使っている部分のステンレスは茶色く、元々の色が茶色だったわけでは無くて掃除をさっぱりしていないからそんな有り様なわけだけれど、今日の私は、なんか汚いね、と思ってメラミンスポンジで掃除をした。ステンレスとはこんなにぴかぴかしたものだったのか、と目を洗われるような気持ちになった。安いメラミンと高いメラミンを使ってみると、その違いが指先で立ち所に分かる。その分別によって、何がどうということはないにしても、物の良し悪しを見る目があるのは悪いことではあるまい。百均のビニル手袋はすこぶるいい加減なので、すぐに浸水する。ほとんど意味がない。安いとんかつに添えてある、味も味気もない死んだようなキャベツと同じだ。寒くて無意識に身体が縮こまっているのか、あるいは単に座位が悪いのか、背中がおそろしく凝る。空き地にぶっとい人糞が落ちていたが、そのうち誰かが土をかけて隠した。定冠詞をつけたくなるくらい、行儀は最低だが存在感のあるうんちだった。もしかすると野獣のそれだったのかもしれない。絵本に載ってもおかしくなかった。