2024-05-02 ぴょん 現代語訳が出ていたので、好色一代男を読んでいるが、直接的には書いてないものの、短い一編の中で抱くわ抱くわ、まさにタイトルにふさわしい内容である。これが洒落本として(戯作本だったかもしれないがどっちがどっちか分からない)流行り広く読まれたというのは、一体どういう風俗が下敷きにあったのか、江戸時代のことを何も知らないのでさっぱりだが、人情ドラマとして読めばまあその通りではあるから、プレイボーイ譚として見るのがいいのかと今は思っている。私にとってはさらにフィクションになってしまったが……。