他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

む、む、む、

昨日の夜にアークナイツの音楽祭を観て、「なぜこれが無料で公開されたんだ……?」と真剣に一日考えていた。どれだけの熱意を投じたらこれだけのものを出してくるのか、そしてそれが誰でも観られたのか。単純に、「とてもいいものを作ったので皆さん観てくだ…

手裏剣を投げる音

I have my heart on my sleeve.というのは、「思ったことを忌憚なく口にする」とかそういう意味らしい。Boiling Bloodの歌詞にあって、全く意味が分からなかったので辞書を引いたら、世の中にそういう言葉があった。元ネタはシェイクスピアのオセロらしく、…

喉が枯れるの反対は

締め切りとは何だろうか。デッドラインだったり提出日だったり。私は昔ほど前倒しに済ませることは無くなったが、まあ守る方である。全く守らない、守れないのかもしれないが、その概念がスロットからすこーんと抜け落ちている人もいる。これを神聖不可侵な…

便罪

徳川夢声『話術』をちょっと読んだ。勝手にこの人は落語家だと思っていたが、そういやこの名字(落語家の〜亭とか〜家とか、あの部分には正式名称があるのだろうが知らない)は落語家としては、詳しくないがなさそうであった。活弁とか漫談とか、その辺の人…

それほどそんなに言うなら

人格の放散が起きていて、生きてるのか死んでるのか分からなかった。手荒れの治りが遅い。冬だから、乾燥しているから、という言い訳の時期なのか。事実だけど。洗濯物が乾いたのか乾いてないのかよく分からない。天気の都合で量が詰まっていたので、それも…

マジックテープはそんなにかっこわるいのか

今の時節の渋谷街灯には、ハロウィンに向けたキャンペーンのテナントが掲揚されていて、これが反吐とげっぷのうち任意で選択した方が出るようなシロモノである。書いたやつだけが勝手に満足してるだけではないかと思わず思ってしまう、日本の広告精神の腐っ…

ホバー手作り

一日中曇りだった。もう日が落ちているけれど、でっかいライトみたいなもので照らしたら、やっぱり白く煙っているのだと思われる。そして寒かった。部屋が冷えた時、そしてそれが食い込んでくる、きんとした感じを思い出す。昨日マックが新しく出したガーリ…

通じない

かなり寒い。昨日の夜から雨が降り続いていたのもあるが、冬の爪先くらいは見えていた。たまに行く店の券売機が代替わりしていた。前は、まさに、これぞ、前時代的な、ユーザーフレンドリーの反対側付近にいるような機械だったが、新しくなって、「タッチパ…

ハイテクだけど便利じゃない

銀河ヒッチハイクガイドを読み返し始めた。まただ。私の人生はもう終わっていて、部分的な繰り返しと巻き戻しだけで残りの尺を繋いでいるに過ぎないのではないかと毎日毎晩思っている。8割くらい真実だろう。眼鏡を取りに行った。ははぁ、これが6万円の眼…

黒くない蜜

チキンフィレオをパテ倍にしたらすげえ食べづらかった。前も、なんならもう一回くらいやっている気がするが、その度にもうやらんとこと思ったのではなかったか。タレが色んなところに飛散しそうになるので、あれは薄っぺたい肉のためのキャンペーンなのかも…

指先負け知らず

昨日は布団に入ってから、あ、そういえば今日は書いてねえなと思ったが、疲れていたので起き出すことはなかった。アークナイツ10章を完走してから、そんな元気はなかったのである。読むのに魂を削っている気がする。これくらいの分量がないと肩透かしな気分…

ご飯の密度が低い

あーぁ、ぽへ、と思いながらだらだら本を読んで、エロ事師たちをまた読み終わった。何回読んでも素晴らしい文章であり、全文音読したくなる軽さに満ちている。今の倫理に照らすと、相当アレな箇所がふんだんに満ち満ちているのは否定しようもないが、まあそ…

背割れ

後頭部にけったいな寝癖がついていて、昼頃には治るかと思っていたものの、風呂に入るまで健在であった。経験則で言うなら、寝床でついた寝癖は時間経過で解消されるのだが、風呂を上がってすぐの濡髪で増幅された寝癖はこうなる。あまり本を読もうかな、と…

越境

人に会った。酒を飲んでほどほどに酩酊していた。酩酊という漢字を今打ってみると、ちょうどあのくらいが酩酊かもしれない。ふにゃふにゃして、時々話を聞いていない。なぜか左手親指の中ほどを切っている。鋭利なものを取り回した覚えはないが、iPadを開く…

微力

また別の方(ほう)の見舞いに行った。私は車の後ろにいただけだけど。3、4年ぶりに会ったが、こちらは言葉をどこかに置き去りにしてしまうほどの変化はなかった。移動で疲れた。疲れちゃったね。明日も一応、人と会う予定がある。

無力

数年会えなかった祖父に面会した。コロナのせいでガラス越し、あんまり聞き取れない状況だったが、私はほとんど何も言えなかった。年月の削ぎ落とした結果を目の前にして、私は言葉を失った。葬式の時に、私は果たして泣くのだろうかと思っていたが、泣くだ…

意地の底が抜けている

雨が降っていたような気もするし降っていなかったような気もする。カーテンを締め切っているのでよく見ていなかった。寝る時は、少しぽちゃぽちゃと音がしていたし、外に出たら玄関先が濡れていたので、降ったという可能性が濃厚であると判断したいところで…

非常備薬

とろけた日だった。脳味噌が、真ん中の方からじくじく湧き出して、表層がどろどろ溶け落ちていく幻覚のようだった。100円均一で縫い針を買い、Apple Pencilの中に埋没したパーツをなんとか回転させられないか格闘したが、マジで無理だったため、本当にマジで…

よく効く三羽烏

すぐ横に、何かのゆうパックの追跡番号シールが貼ってある。多分あれかな、と思い当たるものはある。受け取ったとかなんとか、連絡は受けていないが、ないということは是と捉えることにする。気付いたのだが、「有」という漢字を、「よう」と読むようになっ…

サイバー沃土

非常に目が乾いている。もとより私の眼球は貧弱なのでドライアイが訪れている可能性も十分あるが、あるいは気候のせいかもしれない。お茶をよく飲むようになったし、よく窓も開ける。相変わらず思考はまとまらない。整理されていない状態で、4車線も5車線…

amour saviour

差し当たり掛けている予備の眼鏡の何が欠点か、それを挙げてみるならば、フレームがそもそも左右対称で生まれ落ちることに失敗しており、どう掛けても座りのいい位置がないことにある。これだけで眼鏡としては失格、著しく資質を欠くと断じてもいいくらいで…

増える雑煮

紅茶に牛乳を入れたら、量がちょうどよかったのか、結果としてはともかく非常に乳臭くなった。ミルクを入れた紅茶をミルクティーと呼ぶことを思い出した。中国語で何と言うかもそういえば思い出した。のろのろと中国語の勉強をしながら、リスニングも勉強し…

認可書

雨が降らなかった。特に理由はないけれど、ずっと雨が降るものだと思っていた。勝手に。じゃあ、行くかぁ、となって、仕方ないのでスーパーに行ったり新しい眼鏡を買いに行ったりした。最後に眼鏡を買ったのがいつか、そもそも自分で買ってないくらいの物持…

膀胱のおでかけ

一日中雨が降っていた。そして寒かった。洗濯物を部屋干しせざるを得なかったので、それによって室温が下がり、これはあかん本格的にシーズンが始まる前に風邪引いてまうわと思ったので暖房をつけた。日本の気候は、ちょうどいいとかいい感じとか、そのへん…

ぽこ卵

何か韓国料理のレシピをペラペラ見たのだが、ひとつ、名前をどうしても覚えられないものがあった。トスカーナとかまりもっこりとかマリメッコとかつるとんたんとか、これらを混ぜて総数+2で割ってエッセンシャルなエッセンスを足した名前だったと思う。そ…

魚群探知機に映るでっかい丸

3ヶ月くらいそのものの姿を見ていないから忘れていたが、愛用の消しゴムの名前はRadarだった。それはそれとしてRasereという消しゴムもあった。パチモン商売な気もする。ちっちゃい文具店にはなかったので、じゃあそれなりの文具店に行けばあるのでは、いや…

提要

今日は少し元気だった。午前中に揚げた、午後6時のコロッケくらい元気だった。妙ちきりんな暑さが漂っていて、10月のカレンダーは半分くらい8月や9月に侵食されているのではないかと思える。昨日買ったThe Salmon of Doubtをぺらりと読んでみたが、今まで…

サーモン紙幣

頭の中が爆発している。音と実体なくして。工場の地図記号みたいな。発電所だったかの地図記号のプリントTシャツを来ている人がいて、いいセンスしとるなと思ったのはいつだったか。夜も寝られないし、意識がぶりぶりして、家出、蒸発、逐電、もぐり、一体ど…

あんのー

マックシェイクの安納芋味を飲んだ。あんまり美味しくなかった時の保険としてチョコレート味も買っておいた。安納芋味は美味しかった。近所のパン屋で売っているさつまいもパン、これの小さなダイス型に切ったさつまいもを噛み潰したその瞬間が常に訪れてい…

百足の千日手

精神のある部分は音のない絶叫を絶やさず、またある部分は、線路のために盛り上げられた土手の横腹から出ている排水パイプの真下で腐って死んでいた名も知らぬ魚のようだった。なんだか覚えているあれは、いつのものだったか考えた。去年だか一昨年だかの春…