他愛がない

めぞうなぎと申します。文字の話です。日記が置いてあります。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

ねずみ閃光炸裂弾

朝4時くらいに、這い寄る寒さとしとどな音で意識が紛れて目が覚めると、バケツを引っ繰り返しながらシャワーで追い討ちをかけているような、勢いばかりとは言え猛烈な勢いの雨がざんばざんば朗々と降っていて、トイレに行って再び布団に潜り込んでもまだ続いていた。完全に起き損ねたので、起きるまでの記憶は、ぼんやりと見た8:45の目覚ましアラート画面だけだ。のそのそ起きて、ご飯に辛子明太子を乗せて食べた。辛子明太子とたらこを同時に買ってきていて、どちらがどう違うのか検証してみようと思ったのだが、今の所は「辛子明太子=辛い、味がする。美味しい」「たらこ=あんまり味がない。ぷちぷちする感覚はこちらの方が感じやすい。あんまり美味しいとは言えない」という程度のレポートしか吐き出されていない。味がついている方が、味がするし美味しいよね、とアホみたいな事を考えている。私蔵の、最近人から貰った本の背表紙が少しビリビリ来ているので、本補修用テープでも貼ってやろうかなあと、千切れてメッシュが見通せるようになった断裂を見ながら考えていた。いつぞやにAmazonで買った代物で、色は黒いのだが、くっそでかい辞書の背中に何本か補強で貼っておいてやると、何度開閉してもだいたい大丈夫なくらいの強度をもたらしてくれる一品だ。まだまだ付き合いは長くなりそうなので、ばらけてしまう前に処置を施したいところではあるが、随分と古い本であるため、かっちょいい背表紙のタイトル、びっくりするくらい旧字体が金箔押しされた無骨な背中が見えなくなってしまうのは少なからず名残惜しい。たまに亀裂が広がる音も聞こえてくるし、手遅れになる前に……という気はする。ホルモンを一度に200グラムも300グラムも食べると、顎が疲れて自分が何をしているのかどうやら分からなくなる。小さい頃にはホルモンの良さがさっぱり分からず噛み切れないまま吐き出していたし、今も通じたとは言いがたく脂ぼいんぼいんなホルモンはノーセンキューおかえりはあちらだけれども、何であるのかに関する初級定義は掴めたような気がする。にしても、真っ当な食べ物として向かい合おうとしたり、表面のけったいで生命体なぶつぶつを撫でるように視線を走らせていると、時に「えっ、これフードなん? ほんまにフードなん?」という感想が込み上げてくる事もしばしばあったりなかったりする。明日は豚の首肉を使ってカレーを作る予定だが、美味いかどうかは知らん。